鉄アウター時代のドレンボルトって優秀。
キッチリ抜けるし、アルミじゃないからガジり難いし。
物凄くスッパイ。
ダストシールがフェルト。
当時のハイテク最先端企業の航空機メーカーがコレもんですからね~こりゃ戦争に負けるわ。
オイルシールはリングナット当たり面が鉄のタイプ。
しかも半世紀オーバーモノと思われ。
まぁ教科書通りじゃ抜けるワケなく、火炎地獄。
右側フォークに至っては、ゴムだけ綺麗に剥がれて具のみになったりと凄まじき固着。
半世紀の歴史。
ウルトラシンプルな構造。インナーロッド何それ?
メッキも擦動部のみ。下端もメッキ無しでございます。
まぁ当時のインナーチューブって皆こんな感じ、それでもって鉄アウターのフォークって全部減るから耐久性は無い。
アウター内側も減るし、インナーの鍍金部も減るし、スライドメタルも減る。
しかも均等に全部減る。
スライドメタル減ってたらオシマイじゃないかなぁ~コレはギリ大丈夫だったけど。
クッソ硬かったんで、若干の傷入り。
↓フォークシール
度重なる部番変更で圧入部もゴム製の一般的なタイプになりました。
これだったらクソ固着する事もないんで、次回の整備員は楽でしょう。
トップキャップのOリングは奇跡的に出たんで、交換。
ペッタンコ。
オイル量なんて全然わかんねーけど、メーカー問わずこの辺のとっつぁんバイクはみな似たようなモンです。
どうせ100cc~200cc前後、アウターチューブの長さが似たような車種を探してみたり。
最後はフィーリング勝負、まぁ何とかなるよと。
ハスラー90初期型あたりがにてるなぁ~と。
抜くのはメンドイから、少な目140cc位からスタート。
少なかったらトップキャップから入れるダケ、アウタースプリングのフロントフォーク万歳。
シンプルな内部構造ゆえエア抜き必要なの?ってレベルです。
結局、プラス40cc入れて180cc位が良い感じでした。