テンショナーアームの角度、ロッドの出っ張り具合が物語る減り具合。
今回はチェーンは保留(伸びてるのを見た事ない)スプロケとガイドローラー(シャリー部品取りエンジンから拝借)それにテンショナー先っちょとスプリングだけ交換。
まぁ何ともコジキスタイル。
難攻不落?のオイルポンプスプロケ。
何とか取り外し。
御覧の有様ですが、まだ良いほう。ツルッツルになってる車両も結構あるよね~。
ガイドローラー摩耗→チェーンの張りが緩くなって暴れる→変摩耗って流れかと。
捻って反らせて押し込んで、何とか入ったオイルポンプスプロケ。
この辺のトラブル、きっかけはシリンダーのトコにあるガイドローラーだと思う。
トサカが無くなる前に定期交換しておけば良いんでしょうけど、中々そうもいきませんよね。
恐らく持って4万、2万後半位からチョイマズイ状況が始まるって感じじゃないかと思う。
マメなオイル交換も無駄、高級オイルだったらガイドローラーが減らないなんて事も無く・・・どうしようもなく絶望。
カブ神話、絶賛崩壊中。
中古部品とはいえ、ほぼ新品状態の物を組んだので、
テンショナーアーム先っちょのクランクケースとのクリアランスが新品組んだ時とほぼ同じ。
テンショナロッドの丸穴も良くオイルが入ってきそうなケース面とツライチ。
コレが正しい姿。
流石に↓コレ↓は中古品使うのもね。
硬化しておりゴムというより樹脂っぽい触り心地。
カッチカチ、外そうとしたら首チョンパ。悲惨な状態でした。
自由長的にスプリングは換えなくても良かったかも?ですが、経年劣化するトコなんで交換。
音は確実に静かになりましたが、交換前でもカブ特有の「カチャカチャ」配達バイクで良く聞くレベルのメカノイズでした。
壊れないじゃなく壊れてるのに動く鉄カブ、恐ろしや。
百歩譲ってチェーン暴れる分には良いんだけど、オイルポンプが正常作動しなくなるのはマズイよね・・・サイレントに致命傷。
却って超煩くなるJA10やAA04辺りの設計が正しいような気がしてきた。