12型 キャブレター点検

何だろう?当時のヤング向きラジカセを思い出すのはオレだけ?

オートリバース、ダビング・・・死語だね。

ガワは当時の最新型RMっぽいですが、「バラン、バンバンバン」と空冷2スト単気筒な70年代サウンドなのが強烈違和感アリ。

こりゃナウいヤングは買わんわ。

 

高回転不調という事ですが、乗ってきたんで乗れるって事。

じゃぁどんなモンかと乗ってみたら確かに回らん。

しかもアイドリングが心もとない感じ、ハリが無いというか腑抜けというか。

チョーク引いたら全くかからずって事は濃いんだろうねぇ~早速バラしてみたら、

見事。

ニードルは抜かないで、メインとスロー辺りだけ外して清掃したっぽい。

そんな雰囲気のフロートカバー内でした。

メインノズルは清掃すればワンチャンイケるかも?と思ったら、

プラスドライバーで叩きこんだんだね、クソだね。

フロートも粉吹いてたり、フロートバルブもぁゃιィ感じ。

 

ニードルはルーペで見る限り、減りも無さそうだしイケるかな?と思いきや、

何故、曲げたし。

 

こんなモン部品出ないよなぁ~ダメ元で部品検索してみると驚愕のオール在庫アリ。

何故かメインジェットは廃盤ですが、フツーのミクニ6角大。

いくらでも手に入るんで問題無し。

1983年式車両のニードル周りが出るなんて異常。

昨今、どんどん失われてるスズキのヤルキを久しぶりに見た。

 

部品番号で検索してると、ちょくちょく「TS185ER」がひっかかってくるんだよね。

コレのおかげで普通は出ないニードルジェットなんかが出るんだろうね。

この部品供給の素晴らしさ、11型以前だと全然ダメ、12型と13型限定。

 

さぁ鉄々しい古クセェハスラーなんか捨てて、ギャルにモテモテラジカセハスラーに乗ろう💛