今日は11度までしか気温が上がらず、しかも雨。
RZの試運転は見合わせております。
したがってインドア派、ガンマのキャブ弄りから開始。
下2本が付いてたジェットニードル。
1本変色してますし、微妙に減ってます。
もう一本は無事そうではありますが、2本とも部品取りキャブのニードルに交換します。
スロットルバルブの減り=ニードルも減るって事が考えられますし。
パイロットエアジェットは部品取りキャブから外した#0,7を清掃。
新品みたいに状態が良い部品取りキャブ。ほんの僅かしか使ってないキャブだったのかな?アノ頃って流行りでネーチャンやチャライのがレーサーレプリカを買って、すぐ乗らなくなるパターンってありましたよねぇ〜。
フロートカバーOリングにはボンドA。これで脱着の際にOリングがおっきくなっても外れません。
燃料ストレーナーはほぼ新品状態、真っ白なのが出てきました。使い込むと茶色に変色しますからね。
何故か右だけ錆が溜まっておりました。勿論エアブロー。
パワージェットホース内のジェット、下から15mmの指定がありますので、
オレだけのSSTを作成。竹串はキャブ周りを弄る時には必須アイテムです。真鍮や亜鉛合金を痛めませんからね。ただ、ジェット類清掃の際は、先っちょの折れだけには注意。
フロートレベルH寸法は、
先っちょで測定。
実油面は30度傾けるのが困難なので、とりあえずこのまま装着して、不具合あれば見る感じで。
上側のベロ弄るのはアリアリですが、
何故かフロートレベル下端側も弄ってありました。異教徒は下側の設定もするのか?
あんまり下げるとガソリン抜いた後の再注入でフロートが浮かずドバドバ漏れます。
こういう箇所にオリジナリティーを発揮するのは良くないと思いますので、部品取りフロートと同角度に再設定。
マニュアルでは車載状態でやってる全閉の同調調整。
この段階でやっておくと楽。
コレ系のリモートコントロール的アイドリングアジャスターって「グギギギッ」ってなりがちなんで、
アンチシーズを塗布しておきました。
スムーズに動かないと同じ回転数動かしても、ワイヤーのしなりで同調が微妙にズレちゃう可能性ありです。まあ、ズボラな人は気にしないか。
組立はサービスマニュアルの写真を参考にしようと思ったんですが、
ウルトラ不鮮明。現在入手可能なマニュアルはコピー版なんですね。
結局、分解前の記念写真とネットに頼っての組み込みという、いつものパターン。
当初の目的だったドレンボルト、左右に出現。
フロートカバーを交換するだけだった予定が大規模改修、旧車あるあるですね。
これで冬季保管時やメンテ時にガソリンが抜けます。