37F キャブレター組み立て


ヤフオクで売ってるリペアキットを購入してみました。
まあ、全部使う気は更々無くて、フロートバルブとパッキン類が使えりゃOKってノリ。


が、しかし、


フロートカバーガスケットが一回りデカイ。コレが使えないのは何だかなぁ〜損した気分。
ってか、紙ガスケットがコレでインナーパーツは大丈夫なのか?
まあ、使ってみないと判らんね。
以前買った中華DT125用キャブのフロートカバーごとかえちゃいました。


カバーごと交換した理由は、コレもオーバーフローパイプが前傾クラウチングスタイルで漏れやすそうだったからです。中華キャブのはRZ系と同じ垂直におっ立ってるスタイル。


前傾オーバーフローパイプ、アレって漏れるけど、油面は安定するってのを狙ったのかな?多少前傾して付けるから、ブレーキかける度に漏れたDT125(2N0)での記憶が蘇ります。
スズキのフロートバルブが不良品だの言ってしまい、その節は申し訳ございませんでした。
空冷DT125が新車の時、漏れなかったのか今もって謎です。


続いてメインノズル。
1TG、2LR用を買ったからP-2なハズなんですが、メインジェットが初期型用の#145・・・P-2、P-4どっちなのか無刻印で不明。まあ、安いからしゃーないね。

付いてたのは125用なんで3つ穴のP-4。リペアキット付属品は200用なんで2つ穴です。
ブリード穴数でも結構セッティングがずれたりしますが、元々のノズルはあまりに状態が酷い。とりあえず、200用を装着。
メインジェットは125が#200なんで、#210を付けてみました。パワージェットが無い分、34Xはメインジェットが+55もデカイ。


ジェットニードルはパワージェットが付いてない125用キャブなので、200用(4J6)は合わないと判断。
2N0に乗ってる時、心の迷いで買った406ニードルを装着。

406は先っちょが細いようで。


ちなみに、DT125R(34X)の406ジェットニードルって販売終了部品なんですが、アレって固定するイラネー部品もセットだから販売終了。ニードル単体だと、18G-1490J-00で出ます。「18G」って発展途上国仕様DT125ね。
ニードル単体だから、俺みたいな貧民窟の住人でも買えるリーズナブルな価格設定となっております。


エアスクリューとアイドリングアジャスターも変えようかと思いましたが、

ピッカピカで格好悪いので、却下。元々付いてた、外側部分に錆汚れ腐食ありを装着しました。肝心の中身は問題ないんで、それでよし。
結局、リペアキットの部品で使ったのは、
・フロートバルブ
・メインノズル
・Oリング(アイドリングアジャスター、エアスクリュー)
・メインジェットのワッシャ
だけ。他は手持ちのミクニ純正部品を使用しました。


ムシノシラセ、嫌な予感しかしないので、

すでに中華キャブもスタンバイOK。φ24だけど走るでしょ。
こっちのキャブ用メインノズルP-2も心の迷いで買ってあるから、ある程度セッティングは出せるハズ。
この時代のVMって、外寸はφ24もφ26も一緒、内部径だけの違いです。
但し、φ26以上になると別物のガワになります。VM36とかデカすぎてキモイですよ。


やっぱVMなのに「KEIHIN」って書いてあるパチモン魂、格好良いなぁ〜。