事の発端はネジまで黒く塗っちゃってて何だかなぁ~剝がそうかって独り善がりから。
ここから泥縄式修理が始まる何時ものパターン。
ぁ、またコレね。
キックが干渉しちゃうボルト。
薄いアタマな特殊ボルトが付いてたハズなんですが・・・ナメちゃって捨てたか何なのか判りませんが、今まで触った殆どの車両がフツーのボルト化してますね。
残念ながらココの特殊ボルトは廃盤になって久しい部品。
で、今回の新発見。
CB750エクスクルーシブのスタータークラッチに使うボルトを流用。
19番のボルト。
ホンモノよりチョイ長いんですが、フレーム側に余裕ありなんで付きました。
こういうセコい流用って、考えたり思い出したり調べてどうこう出来るモンじゃなく、ボルト塚漁ってたらタマタマ偶然発見ってのが殆ど。
考えるな感じろってヤツ、忘れちゃうから日記に書いておかないと。
ネジ外してステンタワシで磨いてってやってたら、ピボットシャフトのボルトが緩いのを発見。
手締めとか緩んで大変になるレベルの緩さではないんですが、締めたばかり特有の「ユルさ」があったんで、プチ嫌な予感。
早速、分解チェック。
グリスアップしてあるのかな?と思ったら、
否。
塗装するのに外したのかな?
カラーの錆が40年モノっぽい。
ブッシュは無事。
この段階でグリスアップしておけば大丈夫でしょう。
ってか、新車の時からこういうトコって殆どグリス塗ってないですからね・・・コレ、古今東西問わず。
部品番号拾って調べてみてもらえると判りますが
残念ながらOリングしか部品が出ません。
8年前にウェビックで買ったヤツ、ジェベル200のタペットカバー用だったハズ。
コレが同一部品。
ジェベル200さん、取りに来ないなぁ~もう8年経つから使っちゃいます。
グリスアップ後は「しなやか」、ピョコンって感じが激減しましたね、確かに。
こういう長期不動ミイラ系って、とにかく油切れのカッサカサな車両が多い。
まさに「ミイラ」ですわ。
なまじか状態は良いから「今は良いけど・・・」ってトコが多いです。
油差そう、そして乗れ。