12型 スイングアームピボット部のグリスアップ

事の発端はネジまで黒く塗っちゃってて何だかなぁ~剝がそうかって独り善がりから。

ここから泥縄式修理が始まる何時ものパターン。

ぁ、またコレね。

キックが干渉しちゃうボルト。


薄いアタマな特殊ボルトが付いてたハズなんですが・・・ナメちゃって捨てたか何なのか判りませんが、今まで触った殆どの車両がフツーのボルト化してますね。

残念ながらココの特殊ボルトは廃盤になって久しい部品。

 

で、今回の新発見。

CB750エクスクルーシブのスタータークラッチに使うボルトを流用。

19番のボルト。

ホンモノよりチョイ長いんですが、フレーム側に余裕ありなんで付きました。

こういうセコい流用って、考えたり思い出したり調べてどうこう出来るモンじゃなく、ボルト塚漁ってたらタマタマ偶然発見ってのが殆ど。

考えるな感じろってヤツ、忘れちゃうから日記に書いておかないと。

 

ネジ外してステンタワシで磨いてってやってたら、ピボットシャフトのボルトが緩いのを発見。

手締めとか緩んで大変になるレベルの緩さではないんですが、締めたばかり特有の「ユルさ」があったんで、プチ嫌な予感。

早速、分解チェック。

グリスアップしてあるのかな?と思ったら、

否。

塗装するのに外したのかな?

カラーの錆が40年モノっぽい。

ブッシュは無事。

この段階でグリスアップしておけば大丈夫でしょう。

ってか、新車の時からこういうトコって殆どグリス塗ってないですからね・・・コレ、古今東西問わず。

部品番号拾って調べてみてもらえると判りますが

残念ながらOリングしか部品が出ません。

8年前にウェビックで買ったヤツ、ジェベル200のタペットカバー用だったハズ。

コレが同一部品。

ジェベル200さん、取りに来ないなぁ~もう8年経つから使っちゃいます。

 

グリスアップ後は「しなやか」、ピョコンって感じが激減しましたね、確かに。

 

こういう長期不動ミイラ系って、とにかく油切れのカッサカサな車両が多い。

まさに「ミイラ」ですわ。

なまじか状態は良いから「今は良いけど・・・」ってトコが多いです。

 

油差そう、そして乗れ。