CT50 キャブレターのパッキンセット

当時物のパーツリストには掲載されて無いんですが、しっかりパッキンセットが有ります。

CT50、CT70、CT90共用(初期のほう限定)、コックのレンコンパッキンとかも入ってて1,914円とお得感あり。

フロートカバープラスネジ2本止めのヤツとか最後のほうのPBキャブ用はまた別に売ってます。

 

転売反動分子ハ容赦ナク粛清セヨ。

f:id:OVERFLOW:20200313165616j:plain

中番077が90、50は076なんで別袋「A」は使いません。

f:id:OVERFLOW:20200313170626j:plain

多少乗せるってのは良いと思うんですが、300㌫以上乗せるってのはどうよ?と思う。しかも送料もかかるし。

お店の販売実績次第だけど、仕切りで8掛け程度だろうから恐ろしく儲かりまんなぁ~。

大抵、ジジイとかオッサンで自称旧車好きだからタチが悪い。

 

内容物は、

f:id:OVERFLOW:20200313170826j:plain

フロートカバー合わせ面、燃料ラインのOリング。形状がエアカットバルブのOリングに似てて、

f:id:OVERFLOW:20200313171105j:plain

片面フラットになっております。

 

f:id:OVERFLOW:20200313171200j:plain

フロートカバーのOリング

 

f:id:OVERFLOW:20200313171224j:plain

ドレンワッシャ

 

f:id:OVERFLOW:20200313171240j:plain

エアスクリューのOリング

 

f:id:OVERFLOW:20200313171308j:plain

ストレーナーカップのOリング

 

f:id:OVERFLOW:20200313171418j:plain

コックのパッキンとウェーブワッシャ

ウェーブワッシャって意外と状態確認や交換を忘れがちですが、

f:id:OVERFLOW:20200313171522j:plain

コレ位劣化します。そりゃ50年近く押し付けられてたらねぇ~縮むわな。

 

f:id:OVERFLOW:20200313174209j:plain

インシュレーター合わせ面のOリング

 

それと、フロートバルブのアルミワッシャも入ってます。

今回はフロートバルブAssyを交換するんで写真は割愛。

 

どのみち全部交換しないと駄目なキャブばっかりだと思うんで、パッキンセットって助かります。

ただ、トップキャップのパッキンがセットに入って無かったのがタマに傷。

CT50 フロントハブ周りチェック

FRBの利下げも効かず、景気対策も効かず、各種統計も悪化・・・米帝リセッション間違い無しですね、こりゃ。

関係なさそうなんだけどモロ影響が出る、旧車の異常な高騰相場とか広告収入で浮かれてる動画野郎共は戦々恐々な状況ですよ、コレ。

ただ下層階級なポンコツ界にとっては朗報だったりしますから、おりこうさんな古物野郎はスタンバイしてるハズ。

 

 

コレ、現行でも欲しいアイテム。フォークはC200っぽいんでアームも流用か?

f:id:OVERFLOW:20200312164212j:plain

f:id:OVERFLOW:20200312164216j:plain

割締めなんだよね、ココ。走ってるうちに何故かナナメるフロントホイール対策の決定版でしょうか?

それとグリスニップル、コレは欲しいなぁ~定期的にグリスアップしておくと一生モンじゃね?

 

カスタム系には最後まで採用されてたトルクロッド。

f:id:OVERFLOW:20200312164353j:plain

組む角度でサスの硬さというか作動状況が激変しますが・・・コレって組み付けにコツがあるのかな?それともフィーリング勝負?

 

CMSのパーツリストには無いヘアピンスプリング付き。国内仕様限定なのか予告なく仕様変更したのか。この頃のホンダはライン載せた→市場で不具合発生→即対策部品開発みたいなフットワークの軽さ、現場は大混乱。

f:id:OVERFLOW:20200312164557j:plain

f:id:OVERFLOW:20200312164601j:plain

最初は後からテキトーなスプリング組んだかと思いましたが、ベイクライト?的なカラーが素人技とは思えないし、スプリングとアームの劣化具合が一致=新車時のままと判断。

 

砲金?のブッシュ入りなブレーキアームピボット部。

f:id:OVERFLOW:20200312165132j:plain

材質なのか表面処理なのか、一万キロ走行でも全く減ってないブレーキカム。

f:id:OVERFLOW:20200312165136j:plain

トータルでは新しい型のほうが良いんだけど、細かいトコは昔のほうが優れてるってのはバイク界あるあるですね。

売る側にとってはコストオーバー、ブレーキパネルのアルマイト処理なんていらんだろ銀色塗っとけってなりますわな。

 

こういうのを組み合わせると超耐久仕様のカブが造れる?

CT50 メーターワイヤー、ブレーキワイヤー交換

「アウターはグレー」

それがイレ様漢のコダワリ。

なんで、メンドクサイ。

黒アウターだったらアレのあうな?とかNTBでゲット出来そうなんですが。

 

てなわけで、何時ものワイヤー塚を捜索。

f:id:OVERFLOW:20200311180529j:plain

f:id:OVERFLOW:20200311180534j:plain

ありました、ありましたC50K1用。

CT50用は45450-033-000、フラッシュで色㌧でて判り難いけどコレは45450-086-000。

その後、部品統合が有ってCT50用は45450-GB4-600、でもって現在ゴソウダン。

C50K1用は45450-GB0-900で絶賛発売中ですがアウターが黒。

両部品の違いは防水ゴム内のスプリング有無っぽい。

長さはアウター、インナー共に誤差の範囲。

古いとはいえGB4カブのブレーキワイヤーも無いホンダって・・・ブレーキパネルの造りをコロッコロ換えたのが仇となってますね。

 

メーターワイヤー(44830-030-000)も当然メーカー在庫は無し。

f:id:OVERFLOW:20200311181858j:plain

切れてはいないんですが、伸びちゃってます。(写真左)

どうしてこうなった?錆びて固着したまま乗っちゃったのかな。f:id:OVERFLOW:20200311181126j:plain

MD90メーターケーブルってマジックで書いてある袋に入ってた何用か判らんワイヤーがジャストフィット。

多分、大昔のMD90用っぽい。

 

そうそう、CT50って妙チクリンにMD50系と一緒の部品が有ったりして興味深いです。

ひょっとしてタンクも一緒?あ、容量がちがうのか。

CT50って6Lも入るビックタンク仕様、今時のカブとは違います。

ってか、今時の車両でビックタンク化したい人ってメッチャ多いみたいで。

 

CT110もオーストラリアじゃ郵便配達で使ってたらしいし、クロスカブなんてモロ。

ヘンテコなハンドルだった先代クロスカブは豪州郵便配達車の名残らしい。

向うの人は背丈があるからね。

CT50 ケースカバーとキャブの割れ補修

f:id:OVERFLOW:20200311174146j:plain

普通の接着剤で補修して有ったみたいで、サクサク剥がれました。

GM-8300で補修します。

 

ケースカバーの割れは最悪大勢に影響ないけど、キャブ側は大問題。

そのまま接着しても問題無さそうだけど、硬い=モロイって図式もありますし。

何か添え木というか補強というか・・・そういう小細工をしてから付けたいなぁ~とイメトレしてたら思いついたのが

f:id:OVERFLOW:20200311174241j:plain

2ストのオイルラインに使うクリップ。ホースの先っちょについてるアレです。

f:id:OVERFLOW:20200311174619j:plain

割部の幅を拡大加工してやれば、あら不思議。この為にある部品のようなフィット感。

これだけでもまぁまぁ固定されており、GM-8300で固めりゃバッチOKな手応え。

センターに穴開け+ピン差し込みって方法も考えたけど、センター出しにくいし多少の誤差が出た場合の修正が効かないという大きな問題点が想定されたんで却下。

f:id:OVERFLOW:20200311174928j:plain

見た目の仕上がりはダサイ。ですが、一晩置いたらカチンカチン、カチンの森状態です。

 

ケースカバーのほうは、余ったGM-8300をコッテリ塗布。

f:id:OVERFLOW:20200311175100j:plain

f:id:OVERFLOW:20200311175104j:plain

こっちも一晩置いたら、良い感じにくっ付いてます。

 

ただ、春先なんで数日は放置しておきます。

塗装や練り物系って寒さが苦手なんですよね。真夏がベストシーズン。

=二日後=

f:id:OVERFLOW:20200313165425j:plain

やすりで削って見た目をまぁまぁに。コレ以上削るのはコワイ。

CT50 クランクケースのブリーザー

6V時代のカブでも特に古いヤツは同様の造り。

f:id:OVERFLOW:20200310161444j:plain

ニュートラルスイッチ左奥に穴、コレがケースブリーザー。

f:id:OVERFLOW:20200310161454j:plain

f:id:OVERFLOW:20200310161457j:plain

実物で見ると納得出来ると思いますが、互い違いなラビリンス構造でホースを使わずスプロケの前辺りに何となくブローバイを放出してる感じです。

 

このタイプ、チェーンの潤滑を狙ったのか何なのか知りませんが、殆どの車両が泥だか油だかワケ判らない汚物で塞がってます。

発想は斬新ですが、実戦では使い物にならないというホンダイズム。

 

閉塞してる→内圧上がる→オイルシールからオイル漏れって車両が多い事。

キック根元のシールから来るパターンが多いんで、キック根元からオイル漏れしてる際はブローバイ経路の確認もお忘れなく。

 

反省した?のか普通にホースで出すようになったのがポイントの点検窓が無くなった辺りだったかなぁ~この辺は記憶があいまい。

ホースタイプでもタマにそよ風出てるか確認しておくと良いです。結構詰まりますから。

CT50 タンクキャップのパッキン交換

コルク製のヤツが付いてたら問答無用で交換して下さい。どうせ漏れます。

キャップだから満タン入れなきゃ・・・なんて甘い考え、駄目です。超絶臭いしシートの真下だし。

下手すりゃ爆発するよ。

f:id:OVERFLOW:20200310160832j:plain

ゴム製に変更されてますが、まさか材質に拘る人も・・・否、居るんだろうなホンダマニアだったら。