70K2 高回転不調~キャブレターのインナーパーツ交換~

高回転までスムーズに回るハズ?の70エンジンが高回転不調。

「ボオウウウウ」って感じで、3/4~全開領域が使い物にならず。

まぁ思いつくままにエアクリ交換、点火系一式(IGコイル・ポイント・コンデンサ)、マフラーの詰まり、ブローバイ経路の詰まり、キャブという順序で弄ってるワケですが・・・多分コレで直るハズ。

 

ニードル周り以外、使わない予定。

こうやって見ると、付いてたニードルジェットは減ってないような・・・。

先っちょが細いような気がしますが・・・K3以降用との事なんで、違うのかも?

否、ニードルの刻印は一緒なんだよな。

ぁゃιぃ

右が純正フロートバルブ。

まぁ色々違うっぽいんで使いませんが。相変わらずピンのバネレートが高い感じです。

ココのフロートバルブ、チョロ出しがち。

 

で、結果は「ボオウウウウ」変わんねー。

けど、始動性向上とか、そこじゃねーんだよなってトコが改善。

さて?何だべ。

プレス仕様 バルブクリアランス調整 タペットアジャスター交換

カブだけに何も起こらず・・・平穏な日々を過ごしておりましたが、ようやくキタ、トラブル発生です。

何故か、ちょっと嬉しい。

 

先週の土曜日、フルスロットル300kmツーリング敢行。

交通の流れに乗りながらでも、オレだけはハイスピードダンサー。

情けないなぁ~カブは。

 

その後「カチカチ」が止まらないのね・・・アイドリング近辺で異音大、回すとそれ程気にならなくなりますが、高速連打で「カチカチ」連続音になってるから気にならないダケっぽい。

エンジン逝ったか?クランクか?と最悪な事態を考えつつ、軽いトコ(カムチェーンテンショナ、タペット)をチェック。

点検の結果、排気側のバルブクリアランス大。多分0,1位あったと思う。

とにかくガバガバ。

普通ならクリアランス調整してオシマイですが、必ず先っちょの状態を確認しろと先人の知恵。

その先人曰く「ロッカーアーム式のヘッドでクリアランス調整が必要になったら、まぁ大体アジャスター交換」ホントか?と。

その頃は2スト三昧、ましてカブなんて全く興味&乗る気無しでした。

 

調整でごまかしても良いんですが(普通は調整で済ませる)何処が減ったってのを探求するのも道理。

先っちょ減ってるなぁ~これだと調整しても偏摩耗の角っちょに点接触して直ぐ減る→僅かな走行距離でまたクリアランス拡大→カチカチ音の無間地獄ですわ。

バルブ側は、

↑IN

↑EX

三万八千㌔で排気バルブは交換済み。インテーク側も換えといたほうが良かったなぁ~と後の祭り。

まぁアジャスター側だけでも・・・また今度ね、今度。

 

やっぱ先人の教えは正しいな。

論より証拠、クソ雑誌なんかで得る知識より実践で得た教訓は尊いモノです。

 

こんな状態だとシックネスゲージなんて無駄、チョイ回しでクリアランスゼロになったりガバガバになったりと0.05に合わせるなんて至難の業。

バイクに詳しいセンパイ系だとフィーリング勝負で何とかしますが・・・先っちょ駄目だと無間地獄。

 

純正部品はメーカー在庫アリ、しかも大量に。

90012-333-000 スクリユー,タペツトアジヤスティング¥214

「333」って事はCB350F、多分ヨンフォアも同じ部品ですね。

アノ業界の「フルレストア」交換されてない車両多そう・・・売人と買人じゃフルの定義が違うのはアタリマエ、そこが大問題ではありますが。

まぁ「フル」を名乗るなら、問答無用で交換しておきたい消耗部品です。

オタクのヨンフォア、カチカチ音OK?

スーパーカブと共通部品なんで、部品供給は暫く安泰ですね。

 

本来なら新品交換がベストですが、明日も乗るしなぁ~けど、減ったアジャスターは嫌だし。

そこで、エンジン塚を物色。

走行距離が嵩んでなさそうな車種、シャリーの部品取りエンジンから取り外したアジャスターが右。

判り難いかな?先っちょが本来ラウンド形状、付いてたヤツはかなり平。

この部品取りエンジン、かなり走行少な目だな。恐らく数千㌔でしょう。

 

減り具合が判りやすいのは、↓こういう写真ですよね↓今度は左がシャリー。

お見事。

年式の違いで先っちょの長さが違うかもしれませんが、ラウンドしてるのはC100以来不変。

もう限界です、この減りっぷり。

 

overflow.hatenablog.com

↑この時、アジャスター交換してるんだよね。

現在5万4千キロ。

1万4千キロでこんなに減るかなぁ~何かあるな。

70Z2 キャブレター点検

 

overflow.hatenablog.com

 

掃除してアイドリングや始動性は問題無い状態になりましたが、上が回らない。

スロットル開度手加減してやると、空ぶかし時のみ回る。

実走行では3速40kmチョイで頭打ち。

スロットルを全開からチョイ戻すと「ボボボ」が消えて、若干伸びますが・・・そんなシビアか?スーパーカブ

メイン系統の何かがオカシイ感じの症状。

プラグも黒い、間違いなく濃い。

 

段数とかメインジェット交換してみたけど、無駄。

そんなダメージ無いもんなぁ~黒ずんではいますが。

 

70のキャブなんてそうそうあるもんじゃありません。そんなワケで似たような年代の50キャブを用意。

キャブ刻印40Aが50、35A(写真左)が70です。

50キャブは口径が小さい。

50のキャブで乗ってみたら本調子ではないけどまぁまぁ走る。

50セッティングだと炭酸抜けたコーラ的な・・・パンチゼロなセニアカー的フィーリング。

で、50ボディーに70インナーパーツ組み込んでみたら「ボボボ」が復活。

ニードルホルダー、ニードルジェット、メインジェットと徐々に50のパーツに戻して出た結論は、

ジェットニードルの摩耗。

テーパー部のテッカテカが悪さしてるみたいです。

やっぱ加工痕が消えてるニードルは駄目か。

16012-092-700  ジェットニードルセット ゴソウダン 
16165-086-700  ジェットニードルホルダー(50も一緒) ゴソウダン

誰に相談して良いのやら・・・という事で、最後の手段キースターいっときますか。

ホンモノをイーベーなんかで買った日にゃ~昨今の円安でトンデモ価格。

多分送料ダケで2千円は切らないハズ。 

 

37F リアブレーキシュー交換

ホントご無沙汰、久しぶりに乗った昨日。

「リアブレーキ効かねぇ~」

ってのが久しぶりに乗った時の感想。

こういうのって、乗り続けてるとボケて判らんくなっちゃうよね。

 

シューでも交換してみるか。

まぁまぁ減ってるけど、手応え無いなぁ。

開けてみて思い出したのが、ハブ側の減り。

ガッツリ減ってるんだよね。

多分、これが最大の原因だけど、どうしようもないなぁ~スポーク部品出ないし、減ってないハブだけ入手ってのも至難の業。

ホイールごとってのもアリですが、中々状態の良いヤツが有りませんね。

皆、減ってるなぁ~ハブ側シュー当たり面。

共通のウィークポイントなのかも知れませんね。

70Z2 スロットルワイヤー交換

17910-086-720 ケーブルCOMP.,スロツトル ゴソウダン    ¥748

値段は残ってるから、最近まで在庫有ったんだなぁ~もうチョイ早ければ間に合ったのに。

 

しゃーないんで、手持ちでうじゃうじゃあるC100用のワイヤーっぽい何かを流用。

ホンダのインナースロットル用なのは間違い無いんだけど・・・部品番号の紙は無いし袋に入ってないしでワヤ。

 

縦キャブ用らしく、インナーが寸足らず。

そんなワケなんでアウターカットするワケ。

判り難いけど、ワイヤーの先端です。

この時代のヤツだと鉄ワイヤーだから、ハンダ付けがやり易くて良。

先っちょ外してワイヤーを引きずり出し、ワイヤーカッター(チャリ屋さんが使うヤツ)で切って戻すと良い感じに。

 

C105 エアクリーナーエレメント交換

ゴムは再利用。

寸は同じ。

新品はスケスケですね。

使用済みはLEDライトを当てても漆黒の闇。

内側のパンチングプレートの有無が大きな違いですが、走行に問題出るのかなぁ~。

70Z2 ポイント コンデンサー交換

ND製のジェネレーターが付いてました。

フライホイールはマニアが好きなガバナー付きです。

他に日立と三菱製もあるみたいです。

イグニッションコイルが劣化してたので、ヤバイかなぁ~と予想してたポイント接点、

やっぱ大荒れでした。

電気の流れ?が良くないと末端に皺寄せがイクので要注意です。

コイル交換で火花の飛び、電圧は良好になったんですが・・・転ばぬ先の杖、全とっかえで。

 

ポイント接点荒れが酷かったんで、

コンデンサも交換。

写真じゃ判り難いですが、横倒しにしてます。

ぶっ倒してやれば、ハンダ付けやポイント交換も楽勝。