プレス仕様 バルブクリアランス調整 タペットアジャスター交換

カブだけに何も起こらず・・・平穏な日々を過ごしておりましたが、ようやくキタ、トラブル発生です。

何故か、ちょっと嬉しい。

 

先週の土曜日、フルスロットル300kmツーリング敢行。

交通の流れに乗りながらでも、オレだけはハイスピードダンサー。

情けないなぁ~カブは。

 

その後「カチカチ」が止まらないのね・・・アイドリング近辺で異音大、回すとそれ程気にならなくなりますが、高速連打で「カチカチ」連続音になってるから気にならないダケっぽい。

エンジン逝ったか?クランクか?と最悪な事態を考えつつ、軽いトコ(カムチェーンテンショナ、タペット)をチェック。

点検の結果、排気側のバルブクリアランス大。多分0,1位あったと思う。

とにかくガバガバ。

普通ならクリアランス調整してオシマイですが、必ず先っちょの状態を確認しろと先人の知恵。

その先人曰く「ロッカーアーム式のヘッドでクリアランス調整が必要になったら、まぁ大体アジャスター交換」ホントか?と。

その頃は2スト三昧、ましてカブなんて全く興味&乗る気無しでした。

 

調整でごまかしても良いんですが(普通は調整で済ませる)何処が減ったってのを探求するのも道理。

先っちょ減ってるなぁ~これだと調整しても偏摩耗の角っちょに点接触して直ぐ減る→僅かな走行距離でまたクリアランス拡大→カチカチ音の無間地獄ですわ。

バルブ側は、

↑IN

↑EX

三万八千㌔で排気バルブは交換済み。インテーク側も換えといたほうが良かったなぁ~と後の祭り。

まぁアジャスター側だけでも・・・また今度ね、今度。

 

やっぱ先人の教えは正しいな。

論より証拠、クソ雑誌なんかで得る知識より実践で得た教訓は尊いモノです。

 

こんな状態だとシックネスゲージなんて無駄、チョイ回しでクリアランスゼロになったりガバガバになったりと0.05に合わせるなんて至難の業。

バイクに詳しいセンパイ系だとフィーリング勝負で何とかしますが・・・先っちょ駄目だと無間地獄。

 

純正部品はメーカー在庫アリ、しかも大量に。

90012-333-000 スクリユー,タペツトアジヤスティング¥214

「333」って事はCB350F、多分ヨンフォアも同じ部品ですね。

アノ業界の「フルレストア」交換されてない車両多そう・・・売人と買人じゃフルの定義が違うのはアタリマエ、そこが大問題ではありますが。

まぁ「フル」を名乗るなら、問答無用で交換しておきたい消耗部品です。

オタクのヨンフォア、カチカチ音OK?

スーパーカブと共通部品なんで、部品供給は暫く安泰ですね。

 

本来なら新品交換がベストですが、明日も乗るしなぁ~けど、減ったアジャスターは嫌だし。

そこで、エンジン塚を物色。

走行距離が嵩んでなさそうな車種、シャリーの部品取りエンジンから取り外したアジャスターが右。

判り難いかな?先っちょが本来ラウンド形状、付いてたヤツはかなり平。

この部品取りエンジン、かなり走行少な目だな。恐らく数千㌔でしょう。

 

減り具合が判りやすいのは、↓こういう写真ですよね↓今度は左がシャリー。

お見事。

年式の違いで先っちょの長さが違うかもしれませんが、ラウンドしてるのはC100以来不変。

もう限界です、この減りっぷり。

 

overflow.hatenablog.com

↑この時、アジャスター交換してるんだよね。

現在5万4千キロ。

1万4千キロでこんなに減るかなぁ~何かあるな。