一号機 エンジン分解

去年不動で放置していた一号機、復活計画のGOサインでました。


幸いなことに、エンジンは下ろして保管してあるのでばらしてみます。

改めて見ると、Rクランクケースカバー合わせ面にオレンジ色の液体ガスケットを塗った形跡がありますねぇ。
しかも、汚い。
はみ出すぎ。
せめてふき取れよなぁ。


ヘッドカバー開けてみると、

真っ黒です。
油っぽいのでオイル切れた、オイルポンプ故障とかのトラブルではなさそうです。
カムシャフト、ロッカーアームの減りも少なめ。


タペットクリアランスも感触的には全然OK。
バルブシートもパーツクリーナーかけて簡易点検してみましたが漏れなし。
ってことは、シリンダー、ピストンでしょう。





ピストンは非常に綺麗です。これは再利用可能でしょう。
但し、1stピストンリングがカーボンにより固着してました。
グニグニ動かしてたら、正常な状態まで出てきましたがこれは交換でしょう。
ピストンリングが減ってるのかな?


シリンダーがねぇ・・・


シミのような跡が非常に気になります。
ひょっとして、錆びてたの無理矢理動かしたのかな?
クロスハッチも全く無く、ピカピカです。
縦傷も少々あり。


ピストンとシリンダーの磨耗状況に整合性がありませんねぇ。
何者かが怪しげにいじったのでしょう。恐らく。


ただ組み立てるだけでは面白くないので、
CB50パーツを移植しつつ、プチチューニングマシーンにしちゃいますか。
部品取りCB50エンジンなら、

あるんだな、これが。しかも2機分も。
あの高回転まで回る感じが忘れられません。
オーナーはお任せって事ですから、イタズラしちゃおっと。