2N0 シリンダー交換

去年はクランク新品。
今年はシリンダー&ピストン。
これで、エンジン最高になるはず。


0,5mmオーバーサイズピストン。

ピストンリングの張力が全然違います。
こんなに広がるけど、結構柔らかめのリング。

純正ピストンはART(アート金属工業)製。



シリンダーもビシッと仕上がりました。
ただ、下部の錆による窪みが深かったみたいで、

ちょこっと残ってます。これは想定外でしたが、まあ大丈夫でしょ。


続いて、お疲れシリンダー周り。

排気ポート側だけカーボン付着。これはそういうモンなんでしょうね。こないだのジャイロもそうだったしさ。


普通はベタベタしてるのに、カッサカサです。本来この辺に付いてるハズの汁は、クランク室最下部に溜まっておりました。密閉度最低。
錆みたいに見える部分、実はカーボン。相当クリアランス広がってたんでしょうね。
そーいや、前に乗ってたRMXもこんな風になってたなぁ。
ピストンクリアランスが大きくなると、こういう風になるんだね。


↓お疲れピストン。





ピストン、もしくはシリンダーが減り過ぎるとリング下のカーボンすら付かないんですね。
ピストンのピストンピン挿入部がガバガバになってたみたいで、スッコスコ。簡単に抜けましたよ。
外す前に動かしたらガタあったし。微妙なガタが出てて「コロッコロ」音が出てたみたい。あぶねー。
新品ピストン&ピストンピンに交換したら、シリンダー挿入前でも全然音無し。


組み立て後、圧縮測定。ヘッドガスケットは0,5mm(4F2用)

10kだって。
うわ、本来こんなに高いんだ。
前はいくら頑張っても、
↓0,5mmヘッドガスケット

↓1mmヘッドガスケット

3kも違えば、何かが違うハズ。
こりゃ、燃費や馬力が相当変わるだろうね。
滝野のヒルクライムもグイグイ上るのかなぁ。
無価値バイクDT125でココまでやってる輩は、そうそう居ないハズ。
本来の出力13馬力を初体験(はぁと)の今シーズンです。

まあ、外は雪降ってますから慣らしも出来ない状態。
今年は2月の記録的なショボイ降雪量のおかげで早めに乗れるかと思ったら、3月入ってから天候不順というおあずけモード。
暫く三輪車生活は続きます。キコキコ