キャブヒーター装着

アイシングを起こしてるワケではないのですが、

何気に小上がりの下を見たら、プレスカブのエンジン&キャブがあったので、キャブヒーター付けてみようかと。効果あったら儲け物だし、面白そうだし。キャブを暖める前に基地内を暖めろって声も聞こえそうですがね。ええ、暇人です。
キャブヒーターって近年(90年以降のヤツ)のバイクには結構な割合で付いてたりします。アイシング防止というのもありますが、燃費向上や排ガス関係の絡みもあるみたいです。


バッテリー直結にて、動作確認。

先っちょが「熱いな!バカヤロー」ってレベルに熱くなりました。ヤケドするレベルです。ネジ切ってある部分は人肌程度でしたので、先っちょをベンチュリーに向けて装着しないと意味無いですね。


続いて、配線関係を調べてみると原付(アイドリングでライトヨボヨボになるヤツ)はライト関係の配線から電気を拝借しているみたいです。少なくとも、カブ系はみんなそう。充電系統が貧弱だからねぇ〜。
ちなみに、黄色線がライト系の配線です。
茶黒と黄色を繋げて、もう一本(年式によって緑だったり、黄/黒だったり)がアースって事ね。
本来なら、間にサーモセンサーが付くのですが、サービスマニュアルでサーモセンサーの項目を見ると、
「スイッチ本体を氷等で13℃以下に冷やし、再度端子間の導通を点検する。導通があれば正常である。」
って事なので、いらねーや。13℃なんてゴールデンウィークぐらいまで無理。夏場は殆ど乗らないし、常時オンでかまわんでしょう。
スマートに電源を取り出したいなぁ〜とジャイロの配線図とにらめっこすると、オートチョークの配線がキャブヒーターと同様なのを発見。割り込ませる事にします。ぶった切ったり、元に戻せない改造ってオシャレじゃないと思うので、

怪しげな中間カプラーを製作。外せば、元に戻せるって寸法。うん、怪しい。


取り付けはアルミパテとRMXのラジエター修理で使ったアルミ接着剤を使用。真鍮相手だと、付かないかな?と思いまして、


外径12mmのアルミカラーの内径を拡大して、ネジ山を切ってみました。密着度が熱伝導に影響するからね。アルミって噛むから、穴あけとかタップ切りが大変です。休み休み、冷やしてやってさ。


この手のケミカルって、熱を加えて硬化促進させてやると素敵ですが、ヒーター固定するんだから、作動させてやればいいんじゃね?って事で、

充電器経由で12Vを約1時間流してやったら、真冬なのにカッチカチに仕上がりました。キャブ触ったら全体的に暖かいです。
さて、効果の程は。
=2/22追記=
変化は、
アイドリング安定。オートチョーク効いてる時のもたつき緩和。開け始めのピックアップ向上。
健康食品のCMみたいですが、確実に変化ありました。燃費も上がってると最高なんですがね。
路面抵抗の問題もありますが、冬場15km/L切るぐらいに燃費悪いのね。