菱形レギュレーターの点検



菱形レギュレーターが充電しない、しない春。
ってわけで、ビラーゴ250が戻ってきました。リターントゥマイガレージです。


物覚えが悪いから、毎度マニュアル見て・・・ってのが面倒。
自分用にあげとくか。
↓正常レギュレーター(皆が欲しがるTT250R用)


プラス(赤)を基準に4点(白3箇所とボディーアース)を計測。
5MΩ前後。逆はゼロ。
次に、マイナス(ボディーアルミ部分)とコネクターも同様に計測。
抵抗値はプラス基準時と同様。
どっちか一桁MΩで、反対はゼロって覚えとけ。


↓駄目レギュレーター その1(47XA3)


どっちも抵抗あり。
内部のブリッジダイオードが死んじゃってますね。
こうなると、不具合発生。
針をひっくり返しても、抵抗値が表示されたら終了です。
もったいぶらずに燃えないゴミに出しましょう。


↓駄目レギュレーター その2(中華パチモン)
去年新品にしたばかりの支那製。

この一箇所だけ、逆でも20MΩというキモイ数値をたたき出しております。
他は正常な数値(5MΩ前後とゼロ)です。
たかが一箇所でも、全く充電しないんですよ。
本体の発熱は通常レベル。
すぐ壊れます、支那製。


書いてて思ったけど、
「レギュレーター点検」
じゃなくて、
「レクチファイヤ点検」
だよね。中のブリッジダイオードがぶっ壊れて、異常発生ってのは確実です。
ダイオードが壊れて充電不能になるのか、電圧制御異常でダイオードが壊れるのかは判らん。
鶏が先か卵が先かと同じで、一般人にはどーでもいい部分だから、その道の専門家に任せます。


因みに、2015年3月20日現在の新品価格は、

た、高いよ、ヤマハさん。
今更、A3以前のレギュレーターを純正新品で買うバカも余り居ないと思い、冷却フィン付きバージョンの値段です。
シェルパ用がネットで人気なのもわかります。だって安いもん。


昔のバイクは良かったね、レギュレーターとレクチが別部品ですもんね、って俺のバイクもチェックしてみようっと。