バッテリーは新品で6,3V近辺、アイドリングから3千位までバッテリーもち出し状態、5千以上でようやく6,5V、ライト付けると全回転域で持ちだし状態。
ウルトラシンプルな6V車だけに、充電しないってのは結構深刻なトラブルの可能性あり。
嫌な予感。
過充電だったら大体セレンorシリコンレクチのパンクなんだけどなぁ~。
まずはレクチファイヤの点検から。
とっても良い感じな抵抗値。
ダイオードテストもしてみましたが、逆流無し。
抵抗値がまともで逆流しているのって滅多に無いです。
ギボシはニュートラルとイグニッションだけ接続、ライトとバッテリー(チャージコイル)のギボシだけ外して点検。
次に測るのはジェネレーターからのナマ電圧。
黄色線にぁゃしぃオレンジジャンプ線ありですが、何とデフォルトでコレ。
以前(初期型倒立フォーク時代)の点火電圧が食われちゃう充電システムの名残?その時代のコイルだと黄/赤がジェネレーターから出力されてました。
↓初期型
70年代前半、スズキフラマグ車両全般で点火コイルのアースをチャージコイル経由にした結果、ポンコツ化すると点火電圧が低下したりして暗中模索なスズキ独自のメカニズム。
↓3型
70年代後半には他メーカーと一緒、余計な事はしないシンプルな回路に。
って事は、当時から何か有ったんでしょうねぇ~。
その後もフラマグ全波とかやることなす事ポンコツ化に非対応、ことごとく仇となり現在に至ると。
ちょっと前の車両ですがジェベル250も良くジェネレーターが焼けました。
本題に戻って、黄(夜のバッテリー充電系統)を測定。
配線はニュートラと点火以外(黄と緑)は抜いてあります。
↓アイドリング時
↓かなりまわした時(5,000rpm位)
ざっくりですが、最低でも大体×2(交流なんで半分カット的な)出てないとオカシイです。