3号機 始動性が悪い その2 〜ジェネレーターあれこれ〜

3種類?ぐらいある困ったRZ50(5R2)系ジェネレーター。
スピード規制前、6速感知式リミッター、スピードメーターについてるセンサーで60kmを探知&点火間引きするタイプまでは知ってるんだけど、最終型はどんなリミッターなのか知らん。
で、6速規制タイプはコントロールユニット付いてたり黒/黒白線導通なしで作動するとか、色々流用が面倒なタイプ。
スピードメーターで点火間引きタイプは比較的簡単に規制前タイプに変更できたり、リミッターカット自作したりできるんですが。
現車のCDI&ジェネレーターはスピードメーターセンサー方式。

茶色の線が点火用コイルに繋がってるのが特徴。詳しい仕組みは判らんけど茶色線がキーポイント。他のタイプのコイルには付いてません。


今日、採取してきたRZ50のジェネレーター周りは、残念ながら6速感知式・・・規制前RZ50もあったんだけど、日が暮れてきたんで撤収。


何か合いそうなフライホイールないかなぁ〜とエンジン塚を物色。


YB-1のフライホイール周り&CDIをチョイス。
寸法的には限りなく近いのですが、ベース取り付け皿ネジがYB-1はM5でDT50はM6、YB-1のベース外径は若干小さい。
まあ、気合で付きそうだし、火花を見るだけだし・・・で、作戦開始です。


まず、CDI単体で配線つなげてみたんですが、火花が出ず。
そりゃそうか。


次はM5の穴に無理矢理M6を突っ込んで強引にベース側をエンジンに装着。
フライホイールはどっちでも火花は㌧だけど、DT50用フライホイールだとバッチバチ火花が出ますので、コッチを装着。
火花チェッカーで、

ココまで㌧だ。ポイント点火のDT125と同等の電圧発生って事で。
コレぐらい飛ばないと駄目なんだろうね、多分。
カブって酷い状態のプラグでもビシビシ火花飛ぶしさ。
火花チェックの時、あえて使い込んだプラグで点検するのが良いのかもね。


点火時期はBTDC22度/3,000rpmらしいけど、分度器は無い。
プラグホールにダイヤルゲージ+Bプラグ用ヤマハ純正アタッチメントを装着して上死点を計測、マジックで印を記入。
で、タイミングライトでどんなモンか見てみました。

ちょっと遅めだけど、エンジンはかかりそうな気が・・・。
CDIって確か始動時にタイミング遅らせてるんだよね?で、回転上がると進角って仕組みなハズ。


明日、誘惑に負けてしまうかも?
ただ、YB-1は12V電装なんで走行は無理だな。
=翌日=
始動確認。始動性は明らかに向上。
けど吹けない。チョーク引いてないとガス欠みたいな感じで止まる。回転落ちも悪い。
で、ポイント点火へ。