CL90 ピストンリング交換

今、新品リングを頼むと郵政カブ(MD90)のリングが送られてくるみたい。
MD90のオイルリングは3分割の今時タイプで、オイル上がりが起き難く、しかもフリクションも少なくという良い事しかない仕様となっております。
ただ、当基地にはオイルリング一体仕様の旧タイプしかなく・・・コレでも10年以上は持つべ?


新品と比較するとコレだけ違います。
高々コレだけの差と思うなかれ、付けてみると相当違います。

今にも外れそうなぐらいに広がってるのが正しい状態。
外周銀色のリングがトップリングね。リング溝が上下共同じなのか、リング突っ込んでも判りませんわ。


リングコンプレッサー?そんな物は持っておりません。

先っちょを折った竹串でチョンチョンやりながらで十分入りますよ。
ちょいとコツは必要ですが。
それと「先っちょを折る」、コレ重要。折れやすいんで、先っちょ無くしておかないとリングと一緒にさようならとかって事になります。


無事挿入も完了して、くみ上げてたらナットで固定する部分が少ないんだなぁ〜と関心。
シンプル&スマートで良いね、この年代のホンダ。このエンジン、見た目によらず結構回るんだわ。まともな状態だったら100km出るんだぜ、コレで。


ただ、

ポイントへの配線、これはイケてねーなぁ〜。
普通に取り回せば良い物を・・・シリンダーの穴がバリだらけで、中々通って行かないのね、コレが。
当時はコレが最高だったんだね。