VJ21A クランクシール クランクベアリング交換


今月初頭に似た様な事をしてたような・・・。今月は2スト三昧。


まずは状態確認。
左側(フライホイール側)、漏れが確認出来た(パークリでエンスト)シール。

うひょぉ〜リップの一部、シールのスプリングがクランク側に残ってます。
危なかったですねぇ〜。



部品番号が変更になってるので、材質等が変わってるんでしょう。
形状は変わってないハズ、動いていたって事は外側のリップが辛うじて機能してたんでしょう。


右側(クラッチ側)


こっち側もかなりキテますねぇ〜両シールともにカッチカチに硬化してます。
ひょっとしてカストロ?高級系オイルでゴム部品硬化は散々見てきました。
やっぱオイルは純正だね♡
NSR250Rも多かったからねぇ〜ショップの言われるがままに社外高級オイルを信奉していた信者が。
センターシールが弱点じゃなく、壊してた(壊してる)?
周りの良心的&本気系の方々だとGR2イチオシでしたけど、利益率が・・・それもビジネススタイル。
スズキなら安くて不安になるけどCCISスーパー、プチブルはType2入れとけば間違いない。
それで壊れるならオイルのせいじゃありませんという揺るがない基準点。




外側(ポチポチ付いてる側)の傷はベアリングプーラーかけた時に付いちゃった傷。


続いてベアリング。
左右とも内側に刻印を向けて組むという、逆パターン。

↓右ベアリング


↓左ベアリング



共に特殊規格、刻印末尾のSはスズキ?ケチってベアリング屋に行ってもありません。
まだまだ在庫あるみたいなんで、スズキに感謝して貢ぎましょう。
左ベアリングは錆てますね。恐らくシール逝った→外気吸った→錆びたのパターンかと。
右ベアリングはミッションオイルで潤滑がスズキの伝統。



今月初頭に見た風景。デジャブ?
またまたおっきいベアリングやスーパーグレートのホイールナット等、硬くてへこたれない何かを駆使してベアリング圧入。


あわせ面をキレイキレイして、

ボンド塗って、

マニュアルの指示に従って締め込み。

細かい部品待ち、日曜には揃うハズ。