もはや定番?の#1プラグがオイルでビショビショ。
プラグホール脇に2本で良いから固定ボルト追加出来れば・・・なんて浅はかな事を考えたりしちゃう造り。
そりゃそうだ、他社に遅れること5~6年水冷に慣れてないウブなカワサキ製。
笑っちゃう所に冷却水のドレンが在ったり。
2年前に交換したOリング、
ベッタリへばり付いており、硬化も始まっております。
北海道でコレだから、内地だと地獄の劣化ぶりでしょうね。
イグニッションコイル、サーモに繋がるラジエターホース、ブローバイのゴチャゴチャした負圧で作動する物体を外せば、
左側に抜き取るような感じで取れました。
ホンダ車とかホンダ車とかに比べると、狭いとか何でこんなモノまで外さなきゃダメなんだぁ~とか、そういった大変な感じは無いです。
何だか微笑ましい石油コンビナート的な造り、ドーンと載せて細かい部品の取り付けに後から困ったみたいな雰囲気プンプン。笑えるね、ワカサギ。
裏側は概ね綺麗。過去にヘッドカバーG/K交換したのでしょうか?要らんトコに液ガスが付いてます。
内地+ネット上では、大変な事になってる車両が多いカムシャフトですが、
走行25,800マイル。㌔換算すると約41,500km。減ってるっぽいけど、こんなモンだよねって状態。特にトラブルっぽい箇所無し。
唯一、傷があったのが#3の吸気側。
ロッカーアームが当たるか当たらんか微妙な位置にスが入ってたの?みたいな傷。
カワサキか・・・って事で。
漢カワサキ忍者野郎なら予備で持ってても良いかな?
ブローバイが単純に戻らず、リードバルブを併用してる北米仕様。
自由の国アメリカですが、へんなトコに案外ウルサイ。
反射板しかり、ウインカー表面積しかり。
取付ボルトのOリングは目視で判るレベルでペッタンコ。
絶対再利用できませんね、コレ。
プラグホールのガスケットはまぁまぁ潰れてますが、もうそろそろ原因不明に歪んだり漏れたり出たりする年式。
サーモスタッド周辺の腐りが結構なモンでしたから、サーモ交換+ラジエター清掃+ウォーターポンプ交換の時期が間もなく来そうです。
北海道でも、この時期ならファン回りっぱですからね、このエンジン。
妙にプニュプニュ、新品同様?みたいな#1のプラグキャップ。
恐らくエンジンオイルに侵されておかしな事になってるかと。
火花は普通に飛んでましたが、吸盤的な能力は低下してるので交換。
「シュポッ!」って抜けるみたいだし、ニンジャ系エンジン。
水抜き穴が無いとか、どうかしてる設計。
プラグキャップの空気抜き穴の造りが、微笑ましいぞ漢ワカサギ。
#1以外は特に劣化も見られなかったので再利用しました。