↓オレだけのネジ配置図。
いたって普通、意地悪なボルトやひっかけ問題は無しです。
素直な造りで好感度アップです、エルシノア。
フライホイールプーラーがほぼ独自規格な位か。
左右とも圧入されてました。
単気筒の場合、スズキだと右だけ、ヤマハだと左だけ圧入ってパターンが多いです。
昭和48年以来?のご対面。
原型を留めてますが、触り心地がブチルゴム的な何かっぽい。
ケース側にも漏れた形跡がありますね。
左ベアリングは真っ黒け、回すと「シャー」と駄目な音。
程度問題ですが、やっぱベアリングも壊れますね。
で、困ったのが左ベアリングの打ち抜き。
ベアリング内径よりシール内径が小さい、クランクシールは換えたばかりの超貴重絶版部品。
30mmのベアリングプーラーは持ってない。
うるせぇ輩は温めて抜けだのプレスで抜けだの言うのでしょうが、このシチュエーションだとクランクシール至上主義で。
圧入時もそうだけど、最初の1/4が勝負のすべて。可能な限り手で入れちゃえばそうそうミスしないし、真っすぐ入るとスコンとイク感覚は道具に頼る方でも一度は体感しておいたほうが良いのでは?なんてエラソーに。
色んなプーラー、色んなブツを当てがっては駄目、あてがっては無駄を繰り返し、
特殊工具塚より発掘した、何に使うのだか良く分からないホンダ純正特殊工具で無事抜けました。
首の部分が細くて丁度シールとベアリングの間に入りましたわ。
何なんだろうね?このボッコ。
07944-1150001 DRIVER,BALL RACE
って事は、ステムベアリング抜き取り用のボッコなのか・・・今までは要らなくなったアクスルシャフトでやってたけど持ってたんだオレ。
次回からはコレ使ってみよっと。