4号機 ステアリングステム交換

このバイクにおける最後の闇かも?

 

まぁ、ストッパーが㌧でる状態でシレっと売っちゃう時点でアレですが。

それだけじゃないと思うんだよなぁ~とバラしていったら出てきましたよ。

ネジロック的な何かが塗ってあるのか、超絶クソ硬いステムナット。

叩いても駄目、結局炙り系で。

炙ったら瞬殺だったんで、やっぱネジロックか。

 

上下18個づつ入ってるハズのタマタマが下は17個しか入ってませんでした。

10年前だったら発狂したかもしれませんが、いまじゃ無感情。

タマの一個や二個無くてもフツーですもん、クソ旧車起こし屋さんにとっては。

キューシャの世界は闇だらけ。

謎グリスがクソ硬い。

スレッドコンパウンド?っぽい硬さのグリス。

上のレースはちゃんと18個タマ入ってました。レースは上下とも微細な打痕だけ。

再グリスアップでまぁまぁ。

 

最後に、トップブリッジのクランプボルト。何かスカスカですよね。

M6のホムセンボルトが入ってましたが、ココはホンダイズム。

 

何の理由があるのか、M7なんちゅー特殊ボルトを使っております。

M7ボルト&ナット関係は全て「ゴソウダン」パーツでした。

まぁ2度と再生産しないでしょうね。

拘り設計ゆえに再生困難。

 

何処で拾ったのか、ボルト塚を捜索してたら発見しましたM7×57フランジボルト。

まごう事なきホンダイズムの結晶、XL250Sの純正ボルトですね、コレ。

ナットはフランジボルトしかありませんでしたが、まぁイケる。

因みに向きが逆に差し込んでますが、撮影の際に落ちちゃうからね。

オフロード風味なツーリングバイクにこの拘り。

ハンドリングがうんチャラとかなんでしょうが・・・誰も幸せにならんぞ、こんな拘り。