VJ22Aエンジン分解中〜下らん事を考えてみたりした


くっそ汚いVガンマM型エンジン。
クランク内が錆と腐敗ガソリンで充満しており、キック降りない状態なのでボルトを収集するために分解しております。



で、腰上開けたら結構綺麗だったんだな、これが。
スズキのピストンって新品時にモスグリーンのコーティングがされております。初期のなじみを良くするためだとか。カーボンも付着しておりますが、モスグリーンがスカート部分に残ってますね。


ガンマ等のスズキ系単室125ccエンジンはボア56mm多いなってのは、以前情報収集して判ってたんですが、ピン径が16mm。これってDT125と同じ。
そういう悪だくみです。



ピストン上下長が59mm。DT125が66mmですから7mm短い。ただ、ガンマのピストンってフラットヘッドだから正味4mmぐらいって事でOKかな?

ピン中央からヘッド頂点までが約29,2mm。DT125が33mm(盛り上がりの麓部分では29,8mm)です。
ま、使えなくもなさそうだけど最大の問題がピストンリードバルブ用とクランクケースリードバルブ用の違い。
クランクケースリードバルブって当たり前だけど穴開いてないのね。
代わりにスカート下部が大胆カットされてたりするんで、後から穴開けるのも無理そう。


そのまま組んでみる?
多分動かんだろうなぁ〜って何事も実験?
超暇になったらやってみまーす。