ノーティーダックス 各部チェック

R&Pと一緒だべ〜フレーム番号頭は「CY50」で一緒、タイヤも一緒で外装換えたダケなんでしょ?と思っておりました。
ですが、実物を見ると、

エンジンが違います。クランク部分がぽっこりしてる初期型CB50系エンジンですね。
後にR&Pと同じシュッとしたケースカバーに変わります。
ってことは、この車両は初期のノーティーダックスって事です。
マフラーもフランジがゴージャスだったり、サイレンサーガイドがメッキ仕上げだったり、

水抜き穴がしっかり設置されたり。コレが無いからR&Pのマフラーは穴が開くんだな。
マフラーの仕様変更は恐らくコストダウンでしょうね。
メッキやフランジはともかく、水抜き穴は無くしちゃいけなかったんじゃ無いのかい?
おかげで、R&Pの中古マフラーはロクなのがありません。
他にも見えない部分で何手抜きされてるか判らんから、中古買うならノーティー用か。
昔から結構ヤっちゃってるんだな、ホンダって。



スロットルもインナーワイヤータイプと前時代的。アクセルの戻りが悪いんだ、コレが。
R&Pだとスイッチボックスからニョキッと出てる今時な造り。


で、気になったのが、

キャブ周り。
エイプのキャブ流用してますなぁ〜オレもXE50に流用したぞ、昔。めっちゃ調子よくなったな。
ポンコツオリジナルより近年のキャブ、何とかとキャブは新しいほうが良い!
弊害としてアイドリング調整ネジが逆向きになっちゃって回せないのが玉にキズ。
で、アイドリング調整効くようにエイプのインマニ付けるとエアクリーナーが届かなくなったり色々問題があった記憶。

スプリットファイヤーの劣化ぶりが何とも切ない雰囲気。兵どもが夢の跡。
舶来社外品ってすぐ色褪せるよね。



マニホールドも社外キャブ用の長〜いタイプに変わってますね。恐らくPC20とか付けてたんでしょう。エアクリーナーボックスもありません。
小排気量純正キャブで純正エアクリーナーが無いのは非常に乗りにくい。
特にホ・ン・ダは、曲がった事を許さない仕様多し。
ノーマルと比較してみりゃ判るんですが、純正キャブにキノコ付けたヤツって最低最悪不愉快な乗り味になります。
メインジェットでどうこうなるレベルじゃないですから。
回してようやく新聞配達カブレベルの走り、ちょっとでも回転落ちるとコポコポと情け無い吸気音だけが空しく響きます。

コレが純正マニホールド。何でか、この辺の部品は基地内に転がっておりますわ。


さあ、どうしようか。
エイプキャブ+純正エアクリ仕様で逝く方向性かな?コスト的に。