CL90 2号機 民国キャブレター調整

そーいや、2号機は民国セッティングのままだったと思い出したのが昨日。健忘症?


先ずは、ジェットホルダ、メインジェット、スロージェット。

並べると、スロージェットの全長が違うのが大きな違いですが、それよりブリード穴径が違いますね。
スロージェットの長さは傾きの関係で短くなってるんでしょうかね?
どっちかというと、ブリード穴径のほうが重要。まあ、ウンコ味のカレーかカレー味のウンコかぐらいの違いですが。
取り替えると、始動性は上がりましたが、エアスクリュー取れるんじゃねーか?って位緩めないと駄目。
また、エアスクリューでの変化多すぎ。
セッティングがバッチリ合ってると、戻し回転数なんて好みのレベル、回転上下極僅か、実用上問題なしぐらいになるハズというのが経験上の知恵。


続いて、スロットルバルブを交換。


切り欠きあるのが純正。コレによりアイドリング近辺の低回転低開度の落ち着きが出るハズ・・・なんて思いましたが、アイドリングが上がったぐらいで根本的な解決にはならず。


続いて、ニードルジェット。真鍮色が純正。

頭でっかち、机上の空論野郎には信じて貰えないでしょうが、コレでパイロットスクリュー問題は解決。
結構居るんだよな、デジタルチックにメインはメイン、スローはスローって切り分けちゃう輩。
キャブなんてアナログでアナクロな世界。それを21世紀のデジタル脳で理解しようとするヤツ。
1,5回転以下だと回転落ち込みますが、それ以上だと余り変化なし。
これにより低回転の落ち着きは改善しましたが、排ガスが臭いのと荒ぶる排気音、それに温間時再始動困難なのは問題あり。
間違いなく濃い。


で、エンジン暖まってる時ってアクセル開け気味でかけるじゃない?車種にもよるけどさ。
「ボコッ!」ってキャブから音するのね、このバイク。プチバックファイヤーと思われます。そんでもって始動しないと。
暖まると顕著、ガバ開けだと「ボコッ!」が出にくい。
で、アクセル全閉で何とか始動して1/4開けでパーシャル→アクセルオフ→アイドリング低下。2〜3回煽ると復活みたいな。マニホールドまで熱くなるとマフラーからパンパンとアフターファイヤーまで発生。
♪後から前から、ど♡う♡ぞ♪


ココまでやって、ようやくキャブのセッティングがどうのこうのじゃないと判断。
思い当たる節は、インマニ接合部の2次エア。
パーツクリーナーを噴射してみると、見事エンスト。
面だしして組んだので、大丈夫と思い込んでいたのですが・・・思い込みは良くない。
全くトホホでございます。
ホンダのポンコツバイクは骨が折れますなぁ。