じゃ〜ん。
ウイークエンドモトクロッサーってヤツ。
あれだけ綺麗にしたDT125から、この虫だらけの苔だらけに乗り換えるっていうんだから、どうかしてるよね。
前回のDT125と違いまして、
・鍵がある
・キックが降りる
・火花が飛ぶ
と、俺的にはグットコンディションです。
DT125の時と違ってフライホイール内も綺麗。ガソリンが腐った臭いも無いです。といっても約30年前のバイクですからクランクシールは変えちゃおうとは思ってますが。
スポークは錆だらけ。すぐ折れそうな状態。フロントブレーキは全く反応なしのスッカスカ。リアは逆に一回踏んだら最後、ロックンロール。
キャブは腐ってるみたいでスロットルが固着。YPVSコントローラーが固定されておらず、空しくぶら下がっております。
プラグコードもいかがわしい感じの取り回し。
刻印「34X10」って・・・125のキャブだよね?どうなってる事やら。
後日、4/6にエアクリーナーを外したら、
パワージェットの穴が有りません・・・125(34X)のキャブで間違い無さそう。
何か狙って?のキャブ換装だったら良いんですけど・・・チョイ不安。
車台番号的にはド初期の37F-000***なんですが、
シリンダーヘッドには最終型の証「2LR」の刻印。初期型から2馬力アップの32馬力になったのが1TG、燃焼室形状が変更になったのが2LR。
シリンダーヘッドだけ変えてる可能性も否定できないので、他もチェック。
シリンダーも1TG以降のヤツ、OK。
クランクケース刻印、末尾02なんで恐らく最終型。初期型だと00なハズ。
まあ、エンジン丸ごと交換したって事でしょうね。
ケチなヤツだと「2コイチ」なんてしたり顔で言ったりしますが、換えられてるに越した事は無いって、この年代のオフ車だと特に。
この手のバイクなんて、どうせロクな使われ方してないんだからさ。投げたり転がったりでボロボロなのが当たり前。
最終型エンジン載せ換えで何が嬉しいって、ギア比が違うって事。
ウルトラローギアな1速が普通の1速に変更になってるのが、街乗りにはありがたいはず。
サイレンサー刻印が、
34Xなんで、こんなトコまで換えたのか?なんて思いましたが、パーツリストを見ると125と共通なんですね、これが。
クーラントはしっかり入っておりました。片側ラジエター系でヤンチャな事すると冷却水吹くらしいから、ひとまず安心。
キャブの固着を解除後、プラグホールから5-56注入。ブルルンと来ました。
とっても順調(はぁと)