本日届いたんで、早速作業。
1TGの刻印。32馬力用って事ですな。
当然、ゴミのようなヤツを買ったんで、腐りまくりの固着しまくり。
フロート内にキャブクリ充填。
スロットルバルブが動くようになるまで1時間。
ようやく分解開始です。
フロートカバーに燦然と輝くパワージェット。
ぉぇ。
ジェットニードル=4J6
何故かニードル段数が5段になっておりました。
メインノズル=刻印462 P-2
前後部分、斜めカットされてるのが462ノズルの特徴?入り口側のナナメ大、出口側は小カット。
ボディー以外は捨てる覚悟で買ったキャブですが、メインノズルが予想以上に綺麗。もう一度入念に清掃して使います。
37F-14141-42 ノズル,メイン(P-2) 1 なし *販売終了DT200R(1TG,2LR)
貴重品なんだぜ、コレ。
37F-14141-44 ノズル,メイン(P-4) 3,305 1 あり DT200R(37F)
初期型37F用は何故か部品が出る不思議。
エアスクリュー=1と1/4戻し(標準値)になってた。
ココまでは順調でしたが、所詮ポンコツキャブ。
パイロットジェットの固着が強烈で、ナメてしまいました。
まず、手持ちのジェットをM5ナットに突っ込み、
M5P0.8なのを確認。ジェット類って元々アマルやらリンカートやらのコピー品がルーツの為か、インチだったりする時がありますからね。
コレならタップがありますので、何とかなると確認後にドリル攻撃。
最初に先っちょを撃破。
最後にネジ部分をハンドドリル一閃。
コレだけ綺麗に取れたのは珍しい。ポンコツ道に精進しないと出来ないレベルと自画自賛。
ここでエキストラクターを使うと、逆に大惨事世界大戦が勃発しますので使用厳禁。
精密ドライバー等をタガネ代わりに使い、4mmドリル貫通後はひたすら優しく叩いて、歪めて取るのがポイントかな?