メインハーネスは通しては外し・・・を繰り返して、こうだろ?って取り回しに変更しました。
最初から気になってたセレン整流器。まあ、40年も経てば間違いなく壊れてますね。
ハンダ付けし直した形跡があるので、一度は交換してるみたいですが・・・純正部品ならばハンダ付けは不要。他のバイクから流用したのでしょうね。
抵抗を測ってみると、
抜けちゃってます、ほぼ整流せずみたいな状態でしょう。
私の経験上、シリコンだろうがセレンだろうがダイオードだろうがバイク用整流器は一桁MΩが殆ど。リード線をひっくり返すと導通無しで正常。
二桁いったり、抵抗が低いヤツは基本廃棄しております。
ましてや抵抗が大きく電圧降下しやすいセレンで、この抵抗値は完全アウトです。
良品のセレンもありますが、このご時勢にセレンからセレンへ交換する理由も無く。純正当時物原理主義者の中にはココにも拘る方がいらっしゃるようで。カリフ制復活か?ほとんどビョーキ。
レギュレーターやバッテリーに異常が無ければ滅多に壊れないダイオードタイプに変更。
雰囲気もそれほど変わらず。まあ、別体レクチって時点で相当古いですからねぇ〜因みにスタンレー製です。ホンダ用かな?
バッテリー周り、コンプリート。ハーネスの取り回しは、右フレームに沿わせてみました。多分正解。
ネック周りは、
こんな感じで纏めてみました。アルミ製の原始的なタイラップ、こういう時は便利です。ネック裏で、はみ出ないよう纏めておかないと、タンクの装着時に引っかかってしまい、イラつくんですよ。
この'70sなタイラップ、ガッチリ固定出来ない仕組みになってるのには、意味があるんです。
ハンドル切った時に微妙に動くから、ハーネスに優しいバンドです。多少は動かないと一部にストレスが集中しがち、ダメコンを考えないとね。
厳密に言ったらハンドル切る度にダメージ与えてるんだから、ドコで受け止めるかって発想の問題。
室内配線的にガチガチ固定(カスタム屋に多い)は、一箇所で受け止める事になりがち。ご注意を。