MD90ヒータースイッチ流用

ジェネレーターにグリップヒーター専用コイルが付いている、交流全波整流タイプ限定ネタ。

ノブの劣化がハンパない現状。ジャイロ純正グリップヒーター廃盤の為、プレスカブ(キャブ最終型)のハーネスを流用してます。
ただ、レギュレーター増設ってのがスマートじゃないんで、スイッチ内にレジスター内蔵しているMD90のスイッチに変えちゃおうかと。


プレスカブのヒータースイッチを分解してみたら、

あるんだな、基盤取り付け用のネジ穴が。


MD90のスイッチは、

ハンドルのセンターバーにクランプするタイプ。その為、窪みがありましてジャイロに付けるには防水性が宜しくない。
因みにMD系のセンターバーって、普通のバイクより太く(直径16mmぐらい?)流用しようにも帯に短しタスキに長し状態になるかと思います。

こんな感じの微妙な太さ。



スイッチノブを外す際はタマと接点紛失に注意。



一通り分解して、

プレスカブのガワに移植。ネジ穴位置は全く同じ、正真正銘ボルトオンでございます。

裏蓋付けるの忘れちゃったりするのは、この手の作業あるある。
またハンダ付けは面倒なので切り込み入れて装着。

裏蓋にダイオードが微妙に干渉するので少し曲げました。



配線もシンプルに再加工。
スイッチの配線をざっくり説明すると、
HI=導通なし
LO=白/緑⇔黒(黒線はレジスター)
HI=白/緑⇔黄/緑(短絡させて発電させない、交流ならではの技)
って事です。
*白/緑、黄/緑はジェネレーターからのグリップヒーター専用交流出力。全波でギンギンだからLOモードでダイオードが必要なんですかね。



う、美しい・・・。