やっぱ安心の純正。
↓純正新品
純正は帝国製リングみたいです。
純正も溝付きリングでした。
重量はやっぱり160g、手で持った感じ、重量感が社外とは結構違います。
見た目のバリ、型崩れ感が凄かったピストンを#2シリンダーに付けました。で、爆発。
↓社外テケルジェピストン(#1シリンダー、約千五百㌔走行)
どうした?コレ。キラキラアルミ塊の生産開始か?
何なんだろう?このツブツブと色味のぁゃιぃ焼け具合。
150gと軽量な故のデメリットなのか、本来混ぜなきゃいけないブツが入ってないのか・・・このサイズで純正より10gも軽いというのはやっぱ変。
やっぱアルミ溶けてるっぽいけど、ヤバイよねぇ~こういうトコが社外ピストン、一流だろうが三流だろうが覚悟の上装着するべし。
↓社外テケルジェピストン(#2シリンダー、約千五百㌔走行)
ツブツブが有るんだよなぁ~コレ。
↓3万8千㌔走行純正ピストン(#1、クランクシール抜けの影響かお疲れ気味)
溝付きリングである事が辛うじて判るレベルまで摩耗。
ただし、テケルジェみたいなツブツブや変な焼け方は無いです。
こうやってみると、やっぱ純正ピストンって根性あるなぁ~と。
これで動いてたんだから、普通に。
新品時の加工スジ(名称不明)が消えかかってるトコ=柱部、排気ポート両サイド。
コレはまぁ、全2スト共通。
こう見ると、当時物(恐らく新車時のピストン)はバリが少ないですね。
型崩れで精度が保てなくなり販売終了になるんでしょうね、恐らく。
↓3万8千㌔走行純正ピストン(#2シリンダー、テケルジェ爆発ピストンを付けた側)
1,500km走ったテケルジェピストンより綺麗。綺麗だよ💛純正ピストン。
今回届いた純正ピストンより、鋳型が綺麗だった?らしく当時物ピストンは凹み部や裏面の凸凹が少なく、面取りも丁寧な感じ。ひょっとして手仕上げ?ってレベル。バブル期は気合入ってたっぽい。
真ん中、お腹のアタリが減るんですねぇ~見た目どおり、ポートんトコがシコシコキツイスポット。
↓採寸結果
下から5mmでピストンクリアランスを決定するのがマニュアル指示。50ミクロンが標準値。
それでいくと、社外テケルジェピストンはもう減ったのか?ってレベル(減ってないトコで測ったんですが)下から5mm部の直径は3万8千㌔ピストンとほぼ一緒でした。
そんでもってピストンクラウン⇔1stリング部の前後方向直径は純正新品より40ミクロンもデカイという謎。
ココのクリアランス小さいからツブツブ発生→シコシコキツイ→溶ける→ドカーンと爆発した?とピストンマニアじゃないんだけど勘ぐってしまいます。
他の部分はほぼ一緒、誤差の範囲だけに残念無念。
他車種でも社外ピストンがあるから・・・なんてハナシが良く出てきますが絶対やめといたほうが良いと思いますよという、人柱による実験結果。
予防修理(最近流行りの嫌な言葉)で社外ピストン?ヤメトケヤメトケ。
焼き付いたとかじゃなければ、カーボン落としてなぁなぁで乗るという選択肢は最適解かも?
それ位、純正ピストンは正義。