568 左クランクシール交換

先っちょ舐めた?

サンダーの切削跡っぽい。フツーのネジだとあるナットのとっかかり部分が消失しておりますが、ネジ山は全く問題無しで一安心。

ネジは昨今闘った跡ありでしたが、何故かフライホイールは令和未開封だったらしく「パキンッ!」と外れました。

何故、ネジ弄った?と、古いバイクは謎だらけ。

ポイントもほぼ弄った形跡無し。ある意味ホッとします。変わった形の三菱製。

ココから先は完全に新車時のままと思われ、約45年の歳月が皿ねじをセルフロッキング。

熱を加えようが無駄、無駄。

結局、ドリル一閃。

ドリルで揉んでると何故か緩むモンでして、

薄皮一枚残して見事に取り外せたと自画自賛。この状態で外さないと、回すのが困難になるのが皿ねじ。

流石に45年モノ、ジワ漏れしてましたね。やっぱそうだよね。

ミイラバイクの悲しい宿命、ゴムものと動くトコは乗ってるバイクにかないません。

コレも乗ってたら中々漏れないんだよなぁ~それで暫く放置したら漏れる、泳いでないと死んでしまう回遊マグロ理論。

ジェネレーターベース裏にもベタベタ系の昨今漏れた感じじゃない汁が付着。

 

2ストクランク軸ってボールベアリングを使ってる関係上、25φってのが多いですよね。

単室125ccクラスになるとホント多い内径25mmのオイルシール

但し、ホンダは除く。

70年代後半~80年代に入ると顕著になってくる特殊部品のオンパレード。

クランクシールもヘンテコな外径を採用したりして、ポンコツ化した際の事なんて一切考えてない唯我独尊独自規格。

誰も幸せにならない何故コンマ数ミリ小さい?みたいなシールやらベアリング。

で、ソレが真っ先に壊れる。(例=ライブDioのクランクベアリング)

だから嫌い。

 

で、端折って装着後。

結構、キツメの嵌め心地でございました。