恐ろしい事に新品キャブが出ます。
13200-30910→部番変更13200-29912 キヤブレタアツシ¥33,550
「299」だからTS185と統合されたみたいですが・・・同じで動くのか?スズキの神秘。
・キャブ刻印309 10(309が機種コード)
・メインジェット #200
・パイロットジェット #27.5
高いのと廃盤なんでキタコで売ってるヤツで。(中はミクニ純正)
・ジェットニードル 5DH48-3(ケツの3は三段目って事)
・ニードルジェット 306 P-1
・ニードルバルブ #2.0
漏れてはいなかったけど、内部の腐食状況からして時間の問題でイカれるハズ。
こういうの、今時の言葉で予防修理って言うのかい?
で、次はパツキン類。
・パッキパキだったフロートカバーG/K
・ドレンのワッシャ
ドレンの紙パッキン。コレ、ホンダのCL90とかにも使える。
パツキンセットにはアルミ製が入ってくるんだけど、どうしても漏れるキャブ多し。
多分、当時のキャブには当時の仕様じゃないと駄目なんでしょうね。
・オイルポンプ調整で使う除き窓のパツキン
ゴム自作大好き💛だった前整備員。
ボソボソになってるし、どう頑張っても締め付け不足になっちゃうんでホンモノに交換。
・エアスクリューのOリング
未交換だったみたいでパッキパキに硬化、外す際に視力検査のアレみたいになっちゃいました。
・アイドリングスクリューのOリング
そんなに劣化してなかったんですが、ココだけやらないって選択肢も無いでしょうから交換。
・燃料ホース
漢の拘り?純正ホース。
ぇえ、安いんですよ社外品より。
メーター¥297ですから。
後付けフィルター好きじゃないし、結局無駄な事多いし、詰まって知恵熱出る事も多いしで撤去。
コックの先っちょに高性能ネットフィルターが国産バイクなら付いてるんで、ソレを突破してくるゴミだらけタンクは捨てろ。
・ブリーザーホース&ドレンホース
度重なる部番変更でブラックかつホムセンで売ってるコンプレッサー用ホースそっくりな触り心地のブツになっちゃいました。
耐ガソリン性あるのか?疑問。
最後に組立て時にムズかったトコ。
・廃盤のインレットダクトがカチコチ問題。
キャブ取り付け部がカチコチで縮んでる状態。大抵そう。
ヒートガンで炙って突っ込んでからじゃないと無理。
後からじゃなく、前からどうぞ💛作戦。
最後にエアクリ取り付けて何とかコンプリート。
・スロットルバルブが入らない問題。
偏摩耗対策でニードルがナナメるようになってるので、当然スゥイートスポットに収まりません。
何故か入ってなかったんだよね・・・スプリングが。
スプリングが無ければそりゃぁ真っすぐにはなりますが、ニードルの固定がぁゃぅぃ状態。
ココ、マトモに吹けなかった一因でしょうね。
色々知恵熱出しながらやってみた結果、
ニードルの先っちょを細いボッコで押してやったら一発挿入。
何度やっても一発挿入でキモチイイ💛
後から前からじゃなく、上からどうぞというアバンギャルドプレイ。
コレ、昔からこの手のキャブ弄ってる人なら知ってる知識なのかな?プチ歴史的発見な気分になり楽しくなっちゃった。
ド変態の真骨頂。
だから、ニードル曲がってたのか。
無理矢理突っ込んで曲がったのかと思ったんですが、こんな綺麗に曲がるかなぁ~ひょっとして意図的に曲げた?疑惑発生。
意図的に曲げてたとしたら、クソ野郎ですね。