2H6改 ワイセコピストンリング合口測定

当時物改造部品って、こういう時に困る。

データー持ってないし、大昔のデーターなんて代理店に聞いても判んねーだろうしで困る。

まぁ、マトモなメーカーなんで一般的な数値だと思うんですが。

 

この時点で測るまでもない巨大な隙間ですが、一応。

クロスハッチが残ってる=減ってないトコでコレもんですから。

 

↓トップリング

スリーブ部のOリング、ベースガスケットの状態がすこぶる良い感じ=最近替えたっぽい。

ってことは、最近ぶち込んだピストン疑惑がココで発生。

約2万㌔で圧縮3k、ここまでダメになるようなブツは・・・どうなんですかね?

この惨状をみると、1万㌔ぐらいで相当圧縮落ちてたんじゃね?鈍感バカエンジン(良い意味で)のSRだったから動いていたとみた。

少なくとも街乗りやツーリング向きではないですね。

 

↓セカンドリング

どっちも使用限界?

ちなみに純正ピストンリングは、

標準値=0.3~0.5mm

使用限界=0.8mm

純正だとそんな数値が多いですね。

 

↓オイルリング=ボア内径より縮まってて、測定不能。スッカスカ。

減ったのか張力を失ってるのか・・・こんなの初めて💛

 

こういうのを見ると「強化」してるけど「持ち」は低下、改造野郎は首ったけな硬い強い最強系だなぁ~と改めて。

 

実際手触りも「カタイ」「ブアツイ」リングです、コレ。