まずは掃除。
まぁまぁ綺麗にしたところで、傷がないかとか点検。
インテーク「2J2」コレは全年式共通。
エキゾースト無刻印ってことは初期型orXT系のヘッドかな。
負圧キャブ~最終型はエキゾーストバルブに「5A8」刻印。
ココで衝撃画像。
エキゾースト側バルブスプリング(インナー)が折れてました。
インナー側だから何とか動いていたのかな?さすが、バカエンジン。
カブ同様、壊れないじゃなく壊れながらも動き続ける=止まったら滅亡。
ノーマルで乗ってて不動レベルで壊れたら、カブ同様直さんほうが良いのかもね。
K&Nに換える風潮が諸悪の根源のような気がするなぁ~モロ寿命に影響するよ、スカスカエアフィルター。
=スプリング測定(新旧比較)=
・アウタースプリング
・インナースプリング
残り3本のスプリングは無事。
自由長も許容範囲内ですが、新品と比較すると0.5~6は縮んじゃってますね。
自由長OKでも金属疲労は複雑怪奇、オッカネェんで全交換で決定。
スプリングが折れてたEX側は、やっぱシート部にダメージ大。
排気ポートだけでコレだけ出た。
高級オイル使用車のせいなのか、す、凄く硬いです。
純正オイルや安物オイル系だとねっとり系のカーボンが多い印象。
こりゃダメかも判らんね。
バルブなんて5千円位?買っちゃおうかと値段と在庫状況を見たら、
驚愕のセレブ価格、フェラーリ並み。
因みに負圧キャブ以降の5A8バルブだと4千7百円チョイ、部番変更や統一品番になってないところを見るとチャンポンは非常にマズイハズ。多分、激っ減りすると予想。
材質が違うんだろうね~初期型はレアメタル多用系なのかも?
コンコン擦り合わせ。
ずーと使ってなかった昭和なバカデカイコンパウンド、コレが凄くイイ。
なんで今まで使わなかった?レベル。
ずーとストレートで買った上に載ってるヤツ使ってたんだけど、それがクソ。
徹夜でコスってたのが小一時間で、
すっきりさっぱり。
昭和なKOYOコンパウンドはネバリがあってへばりついてるフィーリング。
バルブコンパンドにも善し悪しがあるんだなぁ~こんなもんどれも一緒だと思ってたわ。
ステムシールは問答無用で交換。
新品はシール部がキツイ、バルブ落ちてきません。
初期型マニュアルでは「ジワ漏れ」可となっております。
おおらかですね。
こんなんで良いんだよ、大体でさ。
ですが、エアーで吹いてもジワ漏れ無し。しっかり仕上がったっぽい。
コレで圧縮低下要素が消えた。
さぁ後は載っけるダケ。