キャブ再点検

相変わらず濃い状態が続いており、始動性は良好ながら暖気も出来ない状態。
吹かしてるととりあえず動きそうではありますが、試運転以前の問題です。
メインジェット大きくしすぎたような感じで、回転上昇にもたつきがあります。


まず、チョークプランジャーをチェック。
先っちょが曲がってたりしてたので、色々怪しい。

ノブの部分はペンチで引っ張ったら取れます。

中にOリングが入ってるのを発見。
ここからエア吸って調子悪いのかも?と思い交換するも変わらず。


次は、ニードルのチェック。
左右入れ間違えたりしてるケースがある様なので、念の為確認。
バッチリ合ってましたので、コレじゃないな。


次、メインジェット。
前にYB−1の修理での経験談ですが、見た目全く正常なのに、不調なジェットがありました。
腐ってクレーターだらけのヤツに交換したら、絶好調になったという不思議体験。
そのときの感じに似てるので、手持ちの#118と交換。

左が付いてたヤツ、右が手持ちのヤツ。
左側のジェット、心持ちデカイような気もします。


ついでなんで、スロージェットも交換してみました。
好調になった際は、元に戻していくという作業をして原因を特定していきます。
経験値だけは、勉強してもパソコン弄ってても上がりません。
次の修理の為には、重要な作業です。


けど、なんだか手ごたえがない。
これだ!っつう観てはっきり判るレベルの不具合を探してると、

セカンダリーキャブのスロットルバルブが全閉になってないのを発見。
ぱっと見判りませんでしたが、蛍光灯を当てて観て見たら気づきました。
原因はスロットルバルブ周りのボディーが腐ってたという、捨ててしまったほうがいいチャレンジングスピリッツが沸き立つトラブルです。
綿棒&キャブクリ&アイスのヘラで延々擦る事、数時間。


隙間無くなりました。えらく地味な作業でしたが頑張ったよ、オレ。


そしたら、

同調のリンク部分、遊びが1mmぐらいになりました。
減って変わったのか、全閉にならない状態で誰かが調整したのかは謎です。
元々、プライマリー5mmぐらい開いたらセカンダリーオープンって感じだったので同様に再調整。
何故か、後期型の追補版マニュアルしかなくて正確な数値不明です。
誰か教えてくれー。


そんなかんだで午前一時。
夜遅くなったので、始動は明日。