ポイント分解清掃


両ポイントともワイドオープン。
仕組みが判る方は、この時点で異常事態発生って判りますよね。
ポイントの軸が固着しており、開いたままになっております。


チビチビ分解清掃してみると、遠心ガバナー同様、白いグリスが固着しておりました。
ヤマハグリースBをぶち込んでやったんで、拒絶反応があるかも?

配線も危うい取り回しになってたので、カバー側を通るように取り回しを変更しました。


で、最後にポイント調整、電球ピコピコプレイ。
Z250はバッテリー点火なんで、完全消灯→点火です。
フラマグだと明るい→暗いの変化なんでちょっとだけ判りにくいですが、バッテリー点火だと楽勝。但し、イグニッションコイルに繋がるギボシは外してから。
外すの面倒とかの場合は、テスターでやっても良いぜ。


ポイントカムはクランク2回転で1回転。
圧縮上死点を確認する為、

吸気バルブが下がる回転でバルブが上がり切ってから、逆時計回りに半回転で左側の調整、更に半回転で右側の調整となります。(サービスマニュアルより抜粋)
合わない場合、全然開かない場合はガバナーの組み方がオカシイか進角しっぱなしで固着してる可能性があるので、点検してみてください。
最後にタイミングライトで進角してるか確認して、完了。