F9 燃料コック交換

カワサキ純正はとっくの昔に販売終了。


で、用意したのが、
約1萬1千円なり
日本で一番旧車にやさしい変態メーカー、スズキ純正部品。T250,GT250初期型用です。
けど、スズキの旧車(60年代)は人気無いという不思議。無いモノねだりな旧車マニアって事なんでしょうかね。


箱、ラベルも新しいんでミクニに造らせてるのかな?とにかく、オサムパワーは恐ろしいですね。
俺個人は、好きでも嫌いでもないメーカーです。車両本体はRMXで懲りたし、興味ある車両って特にないんだよなぁ〜M40辺りは欲しいけど見た事無いし。
部品が安いし(スプロケ、ブレーキは高い)他社では絶版な部品があるメーカーから、度々登場するわけでして。



21世紀に入っても「ミクニ」のカタカナ、金型ごくろうさまです。
パーソナルベストですなぁ〜。





昭和40年代のコックがピッカピカ、ストレーナーが真っ白って気持ち悪いですねぇ〜。
勿論、デットストックではないのでゴムパーツも最高最強なコンディションです。
この絶大なる安心感が、純正新品パワー。


交換に際して、タンク内のガソリンを抜いてたら、内部でカラカラ音がします。

お宝発見か?と色めき立ちましたが、コックのストレーナーでした。
しかも純正じゃない造りこみ。
コレって、マッハ用社外コックのヤツ。

左が純正コック、右が社外。純正は一段凹みがあり、カポッとはめ込む感じで装着。社外は差し込むだけ。そりゃ抜けるわ。
新品時は気付かないんだけど、使ってくと不具合が出る的な、こういう細かい部位のヘボさが嫌いなんで、社外品は極力使いたくない主義です。
まあ、人それぞれでしょうけど。


並べて比較。左T250、真ん中F9、右マッハ用社外コックです。



マッハ用だと、リザーブで最後まで使えませんね。あと、リザーブに入るタイミングが早すぎるかと。
T250とF9は殆ど変わらず、ちょびっとだけ(多分500cc位)リザーブ容量が減る位でしょうか。ガソリンは最後まで使えます。


F9用とT250用の相違点=
・良く見ると、ダイアフラムカバーの大きさが違います。F9用は小さい。

この為、真っ直ぐ装着すると

CDIに干渉寸前、負圧ホースの取り付けが困難。

そんな感じなので、

ちょいとナナメで装着。

スネにレバーが引っかかり難くなるという、思わぬ副産物?もあり。
・オンとプライマリーの位置が逆。
・レバー部分のプレート形状が違う。*コレが重要。
左上が角ばったタイプじゃないと、ドレミのパッキンセットが使えません。
角ばったタイプだとレンコンの新品部品が出ます。見分け方はT250タイプは5つ穴、F9は4つ穴です。
レバー外して4つ穴タイプのコックだと絶望的な部品供給+40年前のコックです。思い切ってスズキのお店へGO!Assy交換したほうが良いですね。


T250用コックは出口が2本。コック本体を加工するより、3つ又ジョイントで纏めるのが一番安心で間違い無しです。

後方排気のソレノイド配管用だったかな?それともガンマ??まあ、キャブレター用の純正部品なんで、社外燃料フィルターレベルの耐ガソリン性は有るはず。

燃料フィルター付いてる車両だから、フィルターで纏めれればベストなんですが。
IN2つ、アウト1つって燃料フィルターって有りそうで無いんだな、これが。
入るの2つ、出るのは1つって、マッドマックス3サンダードームみたいな燃料フィルターって無いのか?
ティナターナー元気か?