S301AT ド初期シリンダーに換装

一通り終わったなぁ~って所で気づいた、

「ピストン加工して有ったシリンダー」

って事。

吸気タイミング弄る位の上級者がチューニングしたエンジンから外したシリンダーも怪しいんじゃね?

ピストンだけ頂いたド初期エンジンのシリンダーがあるんで、換えなきゃ損です。

ちょっと減ってる感が有って使わなかったけど。

 

エンジン単体の時は楽だったシリンダー脱着、車載時だと重たさがネックになり中々ムズイ。

↓左がド初期、右がチューニングエンジンに付いてたヘッド。

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刻印は同じですがド初期はTKマークは無し。燃焼室の仕上げ方(加工の仕方)が違いますね。

ぱっと見た感じスキッシュエリアの幅と角っちょの立ちが違うし。

↓ド初期A

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標準のB6-Hでは無く、チョイ長めのB6HSプラグが付いてますが、長さの違いはこのレベル。

まぁ無きゃHSでも全然OKですね。

斜めに刺さるプラグですから、ピストンにぶつかる心配も無さそうだし。

ひょっとしたらESでもイケそうな位、燃焼室が深めなのが時代を感じさせます。

↓初期A

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角の立ちというかカッキンっぷりがド初期のほうがあるでしょ?

コレはチューナーが弄ったってより元々の仕様変更っぽい。

↓ド初期A

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↓初期A

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ちょっとだけ初期はハイコンプ?ココの厚みだけでは判断できませんが、手触りでは違いがあり。

 

続いてシリンダー。

マスキングテープが貼ってあるのがド初期。

ポート削って有ると思ったんですが、寸法は全く一緒でした。勿論、加工跡も無し。

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シリンダー側もド初期はローコンプ仕様?

↓ド初期A

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↓初期A

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ヘッド側より違いが判りやすい。コレは昭和のチューナーが削った疑惑もあるよなぁ~。

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で、ド初期シリンダーに換装。見た目の変化は全くなしですが、始動したら若干の変化が。

・アイドリングがちょびっと上がった。コレはハッキリ体感、チャージランプが消える寸前位まで、回転がアゲアゲモード。

・何となくコロコロノイズが減った。「コッコッコロ」ってのが「ツッツゥコォロォ」みたいな。音色が変わっただけかも。

・何となく発進加速が良くなった様な・・・コレ狙いで換えたんで、プラシーボの可能性大。