4号機 燃料コックあれこれ

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事の発端はレンコン交換。

ウェーブワッシャのセンター出しがムズいんで、

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横倒しで組むのが一番楽。ガソリン満タンだったら、可能な限り抜いてね。

 

で、ついてたまま元通りに組み直したら色々不具合あり。

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↑コレだとボディーが上下逆。OFFにしても、オフにならず。

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OFFの位置で三つ穴全部繋がる形、そりゃ止まらないわ。

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ピンクのマーキングがしてあるホースがON、この型だと裏にONとかRESとか刻印一切無し、自分で見て触って考えろってスズキの提案。

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下部に膨らみありが正解。

コックもそうですが、コックが固定されてるプレートも上下逆でも組めるというスズキのフリーダム設計。

プレートを上下逆に組んだら、レバーがエアクリBOXと激しく干渉します。

↓OFF(ONとRESが繋がるけど、キャブへは行かない)

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↓ON

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↓RES

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ようやく直ったと思ったら、今度は万年RES状態。

経年劣化による腐りで、流れちゃうのか何なのか?大体、下の穴は使用して無いので、ココまで溝が無くても良いハズなのに・・・部品の共通化ってヤツなんでしょうか。

無い知恵絞っても知恵熱が出るダケ、無駄な努力はしたくないし今後の事を考えると小手先でちょろまかす系のリペアはしたくないし。

何せ旧車、燃料コックだけは最高にしておきたい。

 

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で、結局最初期型のコックに変更しました。

忠誠の証Sマーク入りです。

コレは笑ってるように見える口の部分が専用設計っぽい。

余計に長くないモンね。

裏にON、RES刻印があるんで、ホース差し込みの際に悩み無用。

 

但し、レバー位置の表記が非常に判り難く、

0=OFF

1=ON

2=RES

という、エンスーズィアスト涙ものの高度経済成長期の設計。

一方、ヤマハは「停止」「走行」「予備」だったか?凄く判りやすい日本語表記でした。