通常ある
- センター付近で引っかかって真っすぐ走るのがコワイ、振られる。
- ジャッキアップしたらコリコリ。
- ブレーキかけたら異音。
とかじゃなく、フルロック近辺で「パッキーン!」って異音+ハンドルロックか?って位カタイという、珍妙な症状。
で、バラしてみたら
スゲーよ、ヤフオク車両。
何が起こった?
タマタマ潰れてます。初めて見たわ。
レースも散々たる状況。
で、アンダーブラケット側は無傷に近いという謎現象。
まぁ若干の棒痕アリですが、コレ位フツー。
ぁ、ツメ入り易いように加工されてる。
1987年型なんで改良されたのか?それとも交換歴アリで整備員が溝掘ったのか?
まぁ交換されてるような車両のコンディションとは思えませんが・・・各部ボロイ。
似たようなステム使ってる1984年型のDT200Rはそんなモン一切なかったんで、超苦労しました。
V-MAXやFJ100なんかも地獄らしい。
リッターバイク首チョンパ状態で煮詰まってしまうって事を考えると超地獄ですね。
前回6か月かけて発明?改良したベアリングプーラー一閃。
サクッと取り外せました。
ツメ引っ掛け加工、有ると無いとじゃ大違い。
エンジン側のレース圧入部にバリ、交換歴アリなのか出荷時からなのか・・・少なくともヤンチャな作業痕は一切無し。
コッチ側も綺麗。簡単にレース外せるよ!加工はそんじょそこらの輩が出来るレベルを超越してます。
こりゃメーカーがやったに違いない。
DT200Rの作業日記を振り返ってプーラーで挟んでプラハンでコンコン。
ハンドルストッパーの位置が違ったのか、今回は凹加工しなけりゃデリケートゾーンを挟めませんでした。
ん?ステムシャフトにごく浅い傷跡。製造時につけるとは思えない。
ぁ~あ、ヤってるね。
ベアリング交換は無事完了。
ですが、ステムの締め付け具合が微妙。
締めても締めてもギッチギチにならず、ギッチギチになったら緩めても緩めてもギッチギチのまま・・・何かオカシイんだろうけど、取り敢えずリングナット手締め程度+トップキャップの締め付け具合で調整。
まぁ37Fもそうだったなぁ~なんて思い出しました。
上だけボールだからこういう事が起こるのかも?