2AL クランクシール交換

ケースカバーはぐってみたら、ガンメタ系の汁だらけ。

盛大に漏れてました。

ジェネレーターベースの六角皿ネジ、どう頑張っても取れそうにないので破壊。

こんなトコまで六角に換えた?と思ったら純正でコレなんですね。

ねじロック塗布してあるから絶対まともに外せないような・・・やっぱプラスネジ最強。

ドリルの熱でねじロックも飛ぶんで、片側は皿全撤去前に緩みました。

 

肝心のオイルシールはリップが無くなってる感じです。

空キックであっさり抜けた・・・こんなの初めて💛

逆に考えると2次圧縮良好だから始動出来た、と思いたい。

リップは何処へ?カッチカチです。

リップ抑えるスプリング、クランク側に残ってました。

変に頑張って乗っちゃうと、スプリングがベアリングに噛んで大惨事大戦勃発したかも?

 

ここのシールはフツーの値段、まぁ規格シールだからヤマハ価格じゃぁないのも当たり前か。

クランクインストーラーを間違った使い方?にて打ち込み。

それでも可能な限り(1/3位)手で突っ込んで、直角水平垂直キープ。

最初から機械でやっちゃうと、ナナメに突っ込んでも手ごたえなく入っちゃうんでマズイ。

ツラより気持ち奥、元のリップが当たってたトコは微妙にかわしてます。

一次圧縮が変わる?そんなことより持ちが重要じゃないかなぁ~本当は元通り組むのが良いんだろうけど、ちょいズレ作戦で爆発したことないし大丈夫。

 

左クランクシールが炭化?普通じゃない劣化っぷりだったんで、右もやっといたほうが良いよね。

エンジンかけた際、異常な白煙とか4ストオイル臭はなかったんですが念のため。

普通、刻印が外側なハズなんですが内向きに組まれてました。

新車時からそうなのか、一度交換してるのか・・・不明。

ケースカバーのねじが六角に代わってたり、ガスケットがあっさり剥がれたとか開封歴はあると思うんですが。

触った感じ、新品より柔らかいような・・・ゴムじゃなくグミ的な。

腐敗ガソリンでやられた系の劣化っぽいんですが、ベアリングを覗く限り茶色いアレとか腐敗臭は全くなし。

 

裏表無し、どっち側でも良いっぽい造り。

↓付いてたシール

↓新品シール

やっぱ新品はリップのとんがり具合が違いますね。

付いてたシールはぺったんこ。