スイングユニット分解整備

前回ナイトハルトゴムやらブッシュやらを新品交換したのが3年前。
今回、エンジンを外して荷台フレームだけの状態で判ったガタ。
もう減っちゃった?と思い、分解点検。


結局、ナイトハルトゴムが上手く嵌ってなくてガタが出てたというオチでした。
アレってローション無しで入れるの無理だわ、やっぱ。
マニュアルには絶対油脂類を塗るなって書いてあるから、前回は無理矢理嵌めこんだのがまずかったみたい。
今回はシリコンスプレーもマズイかな?という事で中性洗剤塗って組み込み。
手で押し込んで9割方入りました、恐るべし台所用中性洗剤。
ガタもほぼ消えました。「ほぼ」なのは多少減ってますしね。
今日現在、純正部品のスイングシャフト残り1本です、どこの搭乗員がラスイチゲットするのかな?
転売目的のゲスイ輩ってブームの過ぎ去ったジャイロの純正部品では居ないだろうしね。
デカタイヤブームも今は昔、諸行無常の響きあり。


ちなみに、チビッたナイトハルトゴムだと問題なしでスムーズインサート。
新品ならではのトラブルですが、スムーズに組めちゃうのは劣化の証なのでしょう。

スイングユニットのベアリングは6303までは良いのですがケツに「NX2」、外周に溝入り。
要はホンダ独自規格っぽいって事。恐らく純正部品以外での入手は困難。

ゴム受けとシャフトは合わせポンチあり。
合わせ位置を間違えちゃうと5年前のオレみたいに右に倒れようとする不良ジャイロアップになりますよ。
伝い浸水?を起こす水抜き穴、一応機能を保った状態でカイゼンしようと

スポンジ突っ込んで実験。MF型用のスイングユニットって水抜き穴が2箇所もあるしデカイ。これのせいでツメが固着しやすいんだね。
M型では真ん中に一箇所にカイゼン、しかも奥まった位置に変更されております。
P型以降のスイングユニットは存じ上げませんが、ひょっとしたら水抜き穴がなくなってるかもね?
この技、バンバン等のスズキ横キャブ系エンジンからパクってみました。