A100 ピストンチェック

使う事は無いんですが、外したピストンの状況をチェック。
現状、過走行でシリンダーが駄目になったと思われるのですが、新発見がある可能性も。




まあ、傷はありますがこんなモンです。もっと吹き抜けあっても良さそうなんですが・・・。

ヘッドの焼け方もありがちな状態。ごく普通です。

アレだけクリアランス過大だったのに、トップリング上の磨耗が殆ど無いです。リング溝も普通。


ピストン裏の焼けが少なめですね。
色々見てみると、ピストン爆破粉砕→ピストン交換→調子イマイチ、ガチャガチャ煩い→余り走ってないって事なのかも?



↓新旧ピストンリング比較

あれほどシリンダーが減ってた割りに外径に大きな違いは無し。


最後に新品ピストンと比較






リング合口がトップとセカンドで逆になってるのは、部番変更もあったんで単なる仕様変更かな?と思います。
ピストンピンの潤滑穴も廃止された様子。有っても無くても変わらんって事なのか、コストダウンなのか。
付いてたスズキ純正ピストン、50mmのスタンダードサイズ。まあ、A100用ですよね。
ピストン流用でシリンダーの異常磨耗を疑ったんですが、違いますね。