去年も色々やりました。
ソ連はガソリンぶっかけという豪快プレイ、日本は木炭+布で覆う細やかプレイ、国民性が出ててオモロイですね。アメ公はどうやってたんだろう?
極地に強い空冷エンジン、ノーマルで乗ってる分にはオーバークール対策なんてやんなくても良いですが、油温上げてやると確実に軽く回る(夏場と一緒)になるのは事実。
木炭でブァァっと暖めるのは人心を惑わせるのでやめときます。
そんなもんレッグにクリアファイルでも貼っときゃ済む話なんですが・・・レッグ外したらイチイチ張り直すのもメンドーだし、モノの造りを考えるとスマートじゃないよね。
それと、シリンダーのフィンを見る限りプラグ近辺と下面にフィン多数あり=発熱するのはココと読んだ。
逆にヘッド最上部(タイヤの真後ろ)なんてFIや現行110系はフィンらしきモノも無く・・・あっても無くても良い?ってワケじゃないんだろうけど、優先順位的には下って事なんだろうと思います。
現行だろうと初代C100だろうと排気ポート周りとプラグ側にはフィンが必ずあります。
冷却の逆だから、下面とプラグ側の空気の流れを遮断しちゃえば油温もグングンガンガン上昇するハズ。
そんなワケでオレだけの特殊整備。
段ボールで大体の型紙を作ってから、ジムニー用の泥除けの余りで作ってみました。
流石にブルーシートやごみ袋だと溶けると思いますが、そんな高温にならないのが外地の冬。ソコソコのモンで良いです。
中攻のカウルフラップよろしく開閉式にしちゃえば素敵ですが、春まで開閉するほど気温上昇するワケでもなく、内地遠征するワケでもなくなので固定式。
キャブとダクトの隙間に差し込んで、
マヨネーズ製造機にタイラップ留め。
リトルカブ用のアンダーガードとの組み合わせでエアロダイナミクス的にも素敵な流れ。
気温氷点下4℃で発動機覆い付きの実践テスト。
覆い無しだとケースカバーが人肌程度だったのが、覆い付きだと1秒後に「アチッ!」ってなる位の変化。
恐らく油温70℃前後まで上がるようになってるんじゃないかな?と。
中通りのスタック地獄な道路を好んで走る私には必須アイテムかも。
走行風でどうこうより、フロントタイヤが巻き上げた雪による筒温低下がモンダイ。
回転上げようが何しようが所詮7馬力、氷点下で油温100℃オーバーなんて起きるワケ無さそう。
取り敢えず結果良好、暖機時間も激減でございます。