私、エンジン下す前に取れる部品は取っちゃう流派です。
最高のエンジンスタンド=フレーム。
強トルクで付いてる部品を外す際も、びくともしないのは素敵。
シリンダー周りやフライホイール、クラッチ周りって重たいんだねって実感出来ます。
モノの本にはこんなやり方書いてないと思うけど、推奨。
こってりスラッジ、当時モノ60年間一度も開けられてないセン濃厚な当該エンジン。
の、割にはマトモ。
これ見ると、実用車にカムチェーンなんて無いほうが良いよね~と思う事しきり。
カムが無いのでヘッドの潤滑なんて殆ど要らないのも魅力。
オイル下がりしたとしても微々たる量だろうし。
オレのプレス仕様HA02カブ90もOHV化してぇ~ソーイチロー最高!
次期カブはOHV化してくんねーかなぁ~新旧問わずカムチェーン周りさえ壊れなけりゃ5万㌔の壁なんてことも無く乗れそうなのに。
ホンダさん、CG125エキスを注入すれば何とかなんねーかな?
先っちょに段付き加工?っぽいことになってるのがロッカーアーム側。
プッシュロッドは進行方向右が長い、左は短い。
オイル上がりの影響でスキッシュエリアの一部は地肌露出。
ドライかウェットかという違いはあれど、カーボンの殆どは未燃焼ガソリン。
3割ぐらいだったけ?熱効率。
効率が上がるほどカーボン問題が出るのが奥深い。
昨今の電子制御車両でバルブのカーボン噛み多発ってのもクソ硬いカーボンのせい。
排気バルブまぁまぁ綺麗に焼けてるなぁ~オイル消費500cc/lレベルの白煙が出るオイル食いなんてバルブの焼けに影響しない?
ぶっ倒れそうなレベルで臭いとか後方視界が確保出来ないレベルの白煙じゃなきゃそのまま乗れ、バルブや燃焼室のカーボンは混合気の問題。
オイルの洗浄効果ナメンナヨ。
内燃機3要素がマトモだったらフツーに走る。
誤解を恐れずに言うとどんな凄腕フルレストアラーが弄ろうが分解の度に壊れるのが半世紀落ちの定め。
新旧入交で辻褄が合わなくなる?金属の経年劣化で曲がり真っすぐなぁなぁで調子良かったのに、開けたら最後みたいなトコあります。
典型的なのがアルミ合金。
シリンダーヘッドとかスリーブ圧入式のシリンダーをいくら面研しても漏れるのはアルミがオワッテルって事なんじゃないかなぁ~と。
4気筒もあったら目も当てられない惨状、スリーブ勝手に抜けてくる車両が続出してるのは鉄がダメじゃなくアルミ側の問題だよなぁ~と、オール鉄なC105エンジンを見てて思いました。
最近の50年経過バイク、ナナハンやゼッツーあたり。オッカネェ価格のアレ。
幾ら掃除しても平にしても真円にしても直角水平にしても組んだら元に戻ろうとする、金属の定め。
だからノンレストア車って高いんだよね。