Z400GP以外でもあるのか?TK4連負圧キャブ。とにかくテイケイ気化器の4連キャブは激レアアイテム、おかげでインナーパーツも純正部品は壊滅的供給状況。
ちなみにTKってヤマハ車に多いみたいです。
ドレンがちゃんと外向き。CVKの全部右向きに比べたら凄く良い造り。
で、分解前の記念写真撮影後、
分離解体。
何てことない普通の負圧式気化器なんですが、#3のチョークロッド部に鋼球とスプリングが入ってるので、分解時にロストしないように注意。
ココの穴から入れて、ロッドを通します。
全閉、中間、全開でのクリック感?火力調整的な感じの心配り。
今回の作戦はフロートバルブ交換がメインディッシュ、
錆汁?とにかく抜き取りに難儀、完全固着しておりました。
も、物凄く汚いです。先っちょの段付き摩耗もパネェ。
今回頼んだ部品。
フロートバルブはメーカー在庫ラス4でしたので、もう出ないっぽい。
フロートカバーG/KはNTB製、ホンモノは巨大化するイワクツキですが(SRX400で食らった人も多いハズ)こちらは普通の材質。巨大化しないので純正より脱着がしやすいのでクオリティーは純正越え。
ハーレー界では定番みたいですが、
パイロットジェットのメクラ蓋を外す必要ありです。
アルミ製、軽圧入、そんなに苦労すること無く取れました。
自由の国アメリカと小学校の授業で教わった記憶ですが、バイクに関してはヘンテコな規制が多いですね。
今でも横方向に反射板付けなきゃ駄目とか。
大昔だとコレとかシールドビーム規制とか常時点灯規制とか。
いうほど乗り物天国みたいなトコじゃないよ、多分。
タンクの錆取り成功、カスはゼロ。
米国人が塗ったくった液体ガスケットが滅茶苦茶強力で剥がれない・・・。
フロートカバーパッキン位換えてくれたら良いのに。
そんな感じで通常の4倍、チマチマと液ガス剝がし。