DT200WR

やっぱ垢抜けてるというかオシャレ。デザインのヤマハ

上下を無視、どーでも良さそうな所しか表紙に載っておりませんね。
1ページ目でようやく登場、

初代のDT200WRです。
コレ出た頃、丁度DT50に乗っててタンクのロゴを真似して貼ったりしたなぁ〜と遠い日のおもひで。
とてもじゃないけど高くて買えないしさ。
けど、その時乗ってた規制前DTが今じゃいい値段するんだよねぇ〜DT200WRの中古に迫る勢いでさ。
オレが乗ってたのは、走行中にエキパイが破裂するレベルのポンコツでしたが、そんなのが無理矢理復活されちゃってると思うと、恐ろしいですね。


コレは試運転で何回か乗ったけど、凄く良いバイクですよ。
音が良いし、TZR125的な綺麗に上まで回る感じが最高でした。
足回りもほぼYZ125、悪い訳が無いし。



本チャンページに入っても、部品単位でしかご紹介がありません。
まあ、レプリカ全盛期ですから何パーセントアップだの、新設計だのの話ばかりです。
キャブはTM30なんですが、スロットルバルブとニードルジェットが減りやすいです。
何となく吹けが悪い、中間でもたつく、開け始め濃いなぁ〜走行1〜2万㌔なんて時はニードルジェットだけでも替えてみるとブリバリです。スロットルバルブはもう部品でないかもね。



シャア専用YPVSも、確かコレが初採用だったはず。
でDC-CDIもコレが初だったか。色々なご事情があったんだろうけど、キック力=火花力みたいな事になっちまって、ライト消さないとイマイチかかりが悪いアレ。
AC−CDIのほうがポンコツ化した時は何かと楽。
しかもDT-WRのキックアームって凄く短いから上死点うんぬんなんて関係なしに連打で始動!みたいなYZ125同様な始動の儀式。
慣れないと大変だったり、土踏まずに血豆が出来たり、ブーツが必須だったりと、レプリカ全盛期の悪い部分ですわな。
前モデルはペダルにゴム付きで、楽チンだったのにね。
このバイクの整備で関心したのが、

純正サイレンサーの軽さ。他の3メーカーに比べるとダントツで軽いんですよ。
内部構造は目新しい感じではないけど、音も周りのご迷惑にならない程度のパリパリサウンドで、乗ってて良い感じの音です。



車体はYZ125をちょっとだけデチューンしましたって事みたい。
この辺りで4メーカー共に、サスストロークが300mm突破、シート高895mm時代に突入します。
コレ出るまで天下だったKDX200SR⇔KDX200Rの関係に比べると、クリソツのYZレプリカ。
この後、真打RMX250Sが出て、DT200WRブリバリ時代もそう長く続かないのですが。
RMXに到っては、レーサーに保安部品つけましたが、どうよ?というスズキのやる気が前面に出たバイクでした。
売店向けのガイドで女子供、初心者に売るな的な事が書いてあったと聞いております。
今の感覚で言うと、台数売ってナンボの販売店に、ちょっとやる気の方向が明後日な気もしますが・・・スズキですから。
けど、こんなマーケット激狭なバイクが結構売れたんだよね、この時代。
それだけ、エンデューロレース界が盛り上がってたって事なんでしょう。



この跳ね上がったスタンド、ワダチにひっかからないように考えられた形状。
けど、擦ってる中古車多数。
そういう時代のバイクなんで、今現在まともな固体は絶滅危惧種
大体の中古って、フレームのステップ上部がブーツで擦れちゃって、鏡面仕上げか錆だらけなハズ。リンク下部やフレームに擦った跡がある車両も多いよねぇ。
まあ、今から欲しいって人は諦めて全バラO/H、3年後ぐらいに乗るぞ!みたいな覚悟でいくと良いんじゃない?