7年ぶりの登場、中華VM24。
今度はちゃんとミクニ刻印が入っており、見た目の魅力は半減しております。
(パチモンはパチらしくという、個人の感想です。)
中身はどうなのか?
当時と比べて中身は随分変わっておりました。
まずはフロートカバーガスケット。
紙ガスケットが長靴系ゴムに変更されており、一発アウト。
ココは7年前中華キャブのほうが優れていましたね。
黄金?モンスターエナジー的な輝きを放つスロットルバルブ。
相変わらずの無刻印パーツのオンパレード。
ニードルも無刻印。7年前中華は「4O6」でミクニ刻印入りでした。
フロートバルブ近辺が劇的に変更されており、圧入タイプという厄介なヤツ。
なんだかケイヒンっぽい造りです。
メインジェットは謎の#101。昔、毛生え薬で101ってのがありましたよねぇ~。
メインノズルも249タイプでもなけりゃ363タイプでもなく、発展途上国仕様タイプでも無く。
なんかどっかで見た事あるような・・・ハスラー50系?のミクニキャブで見た事あるような形状、ただアレ系は丸タイプのメインジェットだしなぁ~この辺を推測していく、中華3000年の醍醐味。
造りはまぁまぁ良いんで、多分台湾製かな?
パイロットジェットもあり得ない番手、#45が付いてました。(純正568は#27.5)
この時代のヤマハVM24~26SSだったら大抵#20~#30辺りだと思う。
番手通り考えるなら、普通は始動すら困難なレベルの濃さ。
ですが、始動性は良好。下のツキも良好。アイドリングも暖まればまぁまぁ安定。
上は全く吹けない・・・ココは7年前と一緒。
恐らく、このヤフオクキャブって発展途上国のDT175準拠キャブだと思うんだよね・・・実際DT175に付けたとしてもまともに動くかぁゃιぃモンですが。
恐ろしいんで、7年前の日記を参照しつつ基本純正パーツ投入の方向で頑張ってみます。