DT125フリークなら、みんな気になってるハズ?の
VM22か24のパチモン、買っちゃいました。
どうみても、VMなのに「ケイヒン」って刻印がカァワァイィ。
この乱痴気騒ぎなコピーセンス、好物。
「T」って何だ?
左が2N0純正、左が中華パチモン。
寸法は全く一緒。フロートカバーのドレン部近辺が近代化改装されております。オーバーフローパイプもRZ系VMタイプになっており、長いタイプ。
調子良いけど、チョロチョロ出やがるとかって時はこのフロートカバーゲットだけでも、元が取れるのでは?特殊工具なしで油面見れるようになるしさ。
他にも、エアスクリューの位置とか、ブリード穴形状も違いますが、本家も年代によって変更してますから割愛。
ご開帳。
内部構造はDT125系ヤマハタイプ。
4F2(空冷最終)〜33G(水冷カンチレバー最終)までのVM24SSと同じ構造。
残念ながら、2N0〜3G7のニードルジェットは流用不可。
ジェット類は無刻印という得体の知れないミステリアスワールド。
これでは基本何用をコピーしたか、判断材料がありませんね。
唯一刻印ありがジェットニードルの「406」。DT125R(34X)に付いてるニードルみたい。ミクニマークも入ってるから、本物かも?
ですが、34Xはニードルジェットが違うタイプです。
上からぶっこむタイプでメインジェットがニードルに直接付くタイプ。ピン位置に合わせるのがメンドイRZ250系キャブ同様なやつ。
17F〜33Gだと、2N0〜3G7同様4J13刻印のニードルだから、水冷初期のキャブをコピーしたわけでもないみたい。
上と下チャンポンしたか?中華だからありえるね。
中華製品をそのまま使うほど蛮勇ではありませんので、全バラしてチェック。
鼻毛的削りカスが・・・こんな所多数。バリもバリバリ。
修正&清掃が絶対必要です。
本物なら入ってるハズのメインジェットホルダー上のOリングが入ってなかったので、
いい感じのOリングを挿入。ココのOリング、純正を購入すると714円もしやがります。
非常事態の時は、アイドリング調整ノブに付いてるOリングと共通部品なので、外して付け替えれるぞ!パーツリストをガン見してるとくだらない発見しますね。
トップキャップの遊び調整部分が違うのか、スロットルバルブ全閉にならなくなったんで、
ねじ山延長。お・し・り
同じ構造のハズなのに、何故か中華キャップだとアクセルワイヤー足りないという中華三千年の不思議。
で、多少?の不具合を修正して車体に装着。ココだけは特に問題なし。
しいて言うなら、フロートカバーが巨大化したので、クランクケースとギリギリガールズってぐらいか。
そんじゃ、始動。
「ベベブブゥブゥブゥゥゥ〜ン」
クソほど濃い感じで、全く吹けません。
白煙も酷くて、野郎一人だけの春の爆煙大会モード。超臭いです。
アイドリングは辛うじてしております。
こりゃ、そのまま使用は無理、無理。