A100 RV90シフトシャフト比較

AS90の新製品ニュースって小冊子を本棚より発掘。

そーいや持ってたなぁ~と今更ながら。

当時の新製品ニュースってサービスマニュアルやパーツリストも兼ねてまして色々書いてあるんですよね。

A90とA100は恐らく一緒。

違うのはボアサイズとキャブセッティング位でしょ?多分。

A90のロータリー式からAS90でリターン化してスポゥティーってなノリ。

ぇ、今やってることって昭和43年にメーカーがやってたのか・・・実に味わい深い。

部品番号下5ケタのアタマ「121」ってAS90か・・・スズキの部品番号で使われる機種コードって日本海軍D暗号並みに解析が困難だったりします。特に昭和40年代なんて、ね。

最初からコレ参考にして弄れば良かったと、アフターフェスティバル。

 

・A100=25510-12102 SFAFT、ギヤシフト¥6,655

・RV90=25510-27103  シヤフト、ギヤシフト 廃番

A100のシフトシャフトは出るんですが、RV90は廃番。

「271」ってRV90の番号っぽいんで、ソコが一抹の不安。

 

左RV90、右A100

シャフトオイルシール部ちょい外側にクリップ溝があるかないかぐらいの違いに見えますが・・・さて?

 

シフトシャフトも移植したいワケですが、

RV90のシフトシャフトにはシフトカムストッパーなる部品が付いており、飛び越しを防止。

そのためのポッチがA100用シフトシャフトには付いてないんですよね。

こんな感じで。

ちょびっとだけ飛び出してるから、ひょっとして機能するかも?最悪ね、コレで。

 

シャフトの長さも一緒。

 

RV90のシャフトにはケースカバー側に出っ張り付き。

ケース側の深み?奥行きが違いますね、RV90とは。

最悪、削れば何とかなるべ。

 

それより何より、衝撃の流用不可な事実が判明。

A100

RV90

判ります?ツメ付いてるトコ、L字プレートの角度が違う=ツメの位置が全然合わねーじゃん!ってオチ。

↑コレ↑じゃ判りにくいか。

A100シフトシャフト

RV90シフトシャフト

ツメがナナメ上ピーンってなっちゃって役立たず。

恐らく、リードバルブ化に伴いケース後半部の余裕が無くなり、シャフトセンターのポッチ位置が変更。

ドライブシャフトのベアリングも外径小型化されてるし・・・。

ベアリング抑え板andシフトドラムストッパーのスプリング引っ掛けステー

RV90ってケースリードなのを知らない人って案外多いですよね。

「横にキャブ付いてたらロータリーディスクバルブ」

フツーはそーなんですが、スズキのthat's tukaimawashiなめんなよ。