2N0 オーバーフローが止まらない

静止状態だとOKなんですが、車体揺すったり走行すると出てきやがる系オーバーフロー。
油面が高いのか?
コレが大事の始まりだとは・・・。


サービスマニュアルには実油面載ってないし、実際測るのも難儀するフロートカバー形状。
同じVMキャブのRZ250用フロートカバーを装着。
コレだとドレンホース有りなんで普通に油面みれるぜ。(本日の小技)

CVKだと丁度良い感じですが、VMでは駄目な−1mm逝くか逝かないかって状態。こりゃもれるわな。
ミクニのVMだと、合わせ面より下方向1〜2mm位が標準です。合わせ面以上に油面が上がるのはオカシイ。


まあ、ちょっと上げてみるベーなんて油面上げても同じ状態。
たまに1mm前後で止まっても、揺するとジワジワ上がってオーバーフロー。


フロートバルブは新品だから、フロートやフロートピンをとっかえひっかえ。

ビンテージVMマニア状態。


コレ、結局2日間やって全く変わらずオーバーフロー。
キャブ新品か?KX65のキャブ、11千円チョイと格安なんだよな。オイルラインの加工が必要だけどVM24だし、2014年型もあるしで、超オススメ。
補修部品もヤマハの約半額で買えるし。


ここで思ったのが、
「ひょっとしてフロートバルブ?」
まさかね。新品だし。
けど、ココだけはとっかえひっかえしてないな。
手持ちで唯一のねじ込み式フロートバルブのキャブはDX250のキャブ。なんでこんな貴重品しかないのか・・・まあ、当基地らしいな。
車体も無いのに油面調整してフロートバルブを装着、ゴムバンドで車体横っちょに無理付け。

こんな感じ。


で、揺すったらさー

出やがるのね。
オイ、スズキ!どーなってんだ!!


2日間に渡るバカ博士のキチガイ実験の結果、フロートバルブの新品不良がかなり濃厚となりました。3つとも樹脂フロートがパンクしてるってのも、宝くじ1等が当たるレベルの確率でしょう。


このフロートバルブはGT750等用だから、車種とメーカーは違うのが不確定要素。
けど、同じVMだからね。
新品=最高だと思い込んだオレも悪いんだけど、普通はありえないし。
けど、ありえない事が起こるのが当基地。

パソコン横に保管(ブン投げといたともいう)元々付いてた腐敗フロートバルブ。
明日にでもコレを装着してみますか。
取り敢えず、キャブクリにドブ漬け。


このフロートバルブ、何となくいけそうな気がします。
ポンコツは汚いほうが状態が良いって法則。
この法則、結構当たるんだよな。
ふぅぅ〜。


=翌日=
ダダ漏れで×でした。