スパーダ 取り敢えず始動

タンデムシート下の小物入れにバッテリーを積むという、ファンキーなバッテリーの積み方ですが、無事始動しました。
「キュルッ、ブブブウーン」なんて、流石ホンダのバイクって感じの始動性。
こりゃ、ゴールは近いかもって思いつつ、10分位アイドリングで放置していたら、いきなりストール。
再始動できるんだけど、アイドリングせず。
片肺みたいな感じ。
低回転から吹かすと、回転下降時に軽くバックファイヤーしてるらしく、エアクリ内で「ポコッ」って音がします。


思い当たる節がありすぎな、このスパーダ。どこから見たら良いのやら。
取り敢えず、油面。
フロントバンク
リアバンク
うげ!リアバンクの油面上がってる?と思いましたが、キャブが前傾された状態でつんであるからこんな物なんでしょうね。
バンク角は90度なんだけど、地面に対して垂直線をクランクセンターに立てると前シリンダーが下向きで・・・タンクのスパーダって書いてある辺りがクランクセンターとVバンクセンター45度のラインというか・・・自分でも何いってるか判らなくなってきましたが、多少ドカティーのLツイン気味になってるって事です。ええ。
因みにフロントは万力固定で計った時より下がっておりました。


一応、フロートバルブ替えてみたりしたんですが、何付けても変わらないから、問題なしと判断。

バカ博士実験モードです。


次に2次エアチェックしてみたら、前後ともバッチリ吸ってました。原因コレかぁ〜。
最初のうち、恐ろしく安定した状態でアイドリングしていたのがイマイチ心に引っかかりますが・・・燃焼室内に腐ったガソリンが濃い状態→2次エア吸ってるけど丁度良い混合比だったんでしょうかね。
まあ、パークリかけたら速攻止まるレベルで吸入してるから、どのみち交換しないと駄目。


僅かな可能性、部品取りのインシュレーター。

カチカチのアルミ錆付着のゴミ状態。
駄目だろうなぁ〜なんて思いながら清掃して装着してみたら、見た目どおり駄目でした。
ほんと僅かな可能性がある限り、実験しちゃうのが当基地だな。
おぼろげな記憶ですが、ホンダのV型エンジンのキャブってインシュレーターに嵌めたら「ボコン」とした感触、嵌ったぞーみたいな感じがあったような気がします。今回は両インシュレーター共に無かったんだわ、「ボコン」が。


インシュレーターが来るまで、どうしようもないな。